2017.08.16

Pile、知られざるサッカー愛を語る「日本代表」「マネージャー時代」「大切な仲間」

声優アーティストとして活躍するPileさん。「大好き」と言うサッカーについてたっぷり語ってもらった
サッカー総合情報サイト

 大ヒットアニメ『ラブライブ!』で西木野真姫の声優を務め、アーティストとしては2017年4月26日にサードアルバム「Tailwind(s)」を、“パイルの日”である8月16日に6枚目のシングル「絆Hero」をリリース、12月2日には初の日本武道館公演など、精力的な活動を続けているPile(パイル)。これまで様々な雑誌やメディアで、声優やアーティストとしての顔は多く語られてきたが、今回はサッカーフリークとしての一面にスポットを当てたインタビューをお届けする。

 これまで自身のツイッターやインスタグラムに、サッカー日本代表の試合を観戦する様子や応援メッセージを投稿。大学生時代にはサッカーサークルのマネージャーを務めていたことは知る人ぞ知る話だが、幼いころから日本代表の試合をテレビで見たり、家族と一緒にスタジアムにJリーグを観戦に行ったりと、明かされるサッカーとの関わりを聞くほどに驚かされる。

「小学校時代の絵日記に“ある選手”が登場」、「宮本恒靖のオーバーヘッド」、「もしサッカー選手だったら」など、サッカーにまつわる知られざるエピソードも披露。Pileとサッカーとのつながりを探りながら、8月31日に大一番を控える日本代表への応援メッセージ、大切な仲間の存在、ファンの重要性について、たっぷり語ってもらった。

写真=野口岳彦
文・インタビュー=サッカーキング編集部

週末は家族でスタジアムに

「この前、久々にJリーグを見に行ってきました」と話すPileさん


――アーティストや声優など、幅広く活動しているPileさんですが、これまでにサッカーのこと話すことはありましたか?
Pile あまりなかったですね。昔は毎週末、スタジアムによくサッカーの試合を見に行っていました。今はお仕事で週末が忙しくて、なかなか行けなくなってしまったんですけど……。でもこの前、久々にJリーグを見に行ってきました。

――いつ頃から、スタジアムに行くようになったんですか。
Pile 高校生くらいからです。母親がある選手にはまって(笑)。私も昔からサッカーを見るのが好きだったので、家族でよくスタジアムに行っていました。

――サッカーを好きになったきっかけは、やはり家族の影響でしょうか。
Pile そうですね。一度、スタジアムに見に行ったら、どんどん楽しくなって。大学時代にサッカーサークルのマネージャーをしていたので、家族だけではなく、大学の先輩や友達ともよく見に行っていました。

――好きなチームはありますか?
Pile 特定のチームを応援するというより、色々なチームを見るのが好きです。アウェー戦で関東に来ているチームを見たり、試合をよく見ていた時期は「この選手は、今このチームでプレーしているんだ」とか、選手の移籍も楽しく追っていました。

――では、好きな選手はいますか?
Pile 選手では、オランダに行った小林祐希選手に注目しています。「いつも面白いことを言うな」と思って。

スタジアムの空気感がすごい好き

観戦歴が長いPileさんは「スタジアムで一度試合を見てほしい」と薦める


――サッカーを見ていて「すごいな」、「楽しいな」と思う瞬間は?
Pile 今でも忘れられないシーンがあるんです。大学生の時に見に行った試合で、宮本恒靖選手がオーバーヘッドシュートを決めたんですよ。

――2009年6月の川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸戦ですね。
Pile そのゴールをスタジアムで見て「うわっ、格好いい」って。オーバーヘッドシュートって、漫画の世界じゃないですか。空中技というか、体操みたいで(笑)。スタジアムで見ていて、すごく興奮したのを覚えています。イケメンがここまでできちゃうのか、みたいな。さらに、感動しましたね(笑)。

――サッカーは誰と見に行くことが多いですか?
Pile 3月に埼玉スタジアムで行われたアジア最終予選は、女の子の友達と行きました。「スタジアムで試合を見てみたい」と言っていたので誘って一緒に。

――試合をテレビで見たことはあるけど、スタジアムで観戦したことがない人は多いと思います。スタジアムで観戦する魅力は、何だと思いますか?
Pile 自分の目で見たほうがすごく緊張感があって、興奮も増すと思います。ゴールやチャンスのシーンを追いきれなくて、あとでVTRを見直すことがあると思うんですが、見逃せない瞬間をその場で見れることはすごく楽しいですね。それに、テレビでは引きの画か、ボールを持ってる選手を追うシーンが多いと思んですけど、私はライン際の競り合いとかボールを持っていない選手の動きを見るのがすごい好きなので、スタジアムで見るほうが好きですね。それに、スタジアムの空気って、すごい大事だと思うので、まだ見たことがない人は、ぜひ一度見てもらいたいです。

――ファンやサポーターと一緒にスタジアムで、その瞬間を共有できる点も魅力ですよね。
Pile サポーターさんが作り出す雰囲気や空気感とか、チャントを聞くのもすごく楽しいです。「何で、この選手のチャントはこの曲になったんだろう」と考えたり、聞いたりするとワクワクします。夏に外で試合を見ると、汗をかいたりすると思うんですけど、そんなのを忘れちゃうくらい見ていると楽しいです。

自分がサッカー選手だったら……

自分がサッカー選手だったらの質問には「見る人が見れば、気にしてくれるタイプの選手」と表現


――サッカーの試合をたくさん見ているPileさんですが、サッカーを実際にプレーしたことはありますか?
Pile 全然あります! 学生時代に合宿に行った時に。下手でした(笑)。合宿でマネージャーを楽しませる日というのがあって、友達とフットサルに参加しました。合宿以外でも小机まで行ってプレーしたこともあります。女性はマークを緩くしてくれるので、楽にゴールを決められました(笑)。

――もし、サッカー選手だったら、どんなタイプの選手だったと思いますか?
Pile 地味だけど、ピッチでしっかり仕事をするタイプだったと思います(笑)。目立つ選手ではないと思うんですけど、見る人が見れば、気にしてくれるタイプの選手かな。

――黒子に徹するタイプですか?
Pile そうだと思います。

――現在のアーティスト活動を見ていると、点取り屋タイプとかではないと思いました。
Pile 1人の時と大人数の時では、やっぱり違いますね。1人で活動していると自分でやらないといけないことがたくさんあるので。責任感は同じですが、お客さんの視線が一点に集中するのと、色々な人に散らばるのでは内容が違うと思います。私がグループで活動していたとき、担当していたキャラクターは、みなさんから応援してもらって人気があったんですけど、そんなにグループの中では主張はしないタイプでした。なので、チームの中で黒子に徹して「目立たないところで、みんなを支えている」みたいな感じかな(笑)。

マネージャー時代に感じた続けることの大切さ

サッカーサークルのマネージャーをしていた大学時代(写真は本人提供)

――少し話をしていましたが、大学時代にサッカーサークルのマネージャーをやっていたそうですね。始めたきっかけは、何だったんでしょうか。
Pile サッカーがもともと好きで、大学にサッカー部はあったんですけどあまり強くなくて……。「ただ大学生として、サッカーを楽しめたらいいな」と思って。当時のマネージャーさんたちがみんな可愛かったので、それに惹かれてマネージャーになりました(笑)。これはもう「キャンパスライフだ!」って感じで。

――振り返ってみて、マネージャー業はいかがでしたか?
Pile すごく難しかったことを憶えています。部活やサークル、仕事もそうですけど、続けることってすごく難しいと思うんです。同期で10人くらいのマネージャーが入ったんですが、色々な理由で辞めてしまい、最後は4人になっていました。マネージャー業は私と1つ下の後輩が中心で、練習や合宿に参加してもらえるように工夫しながらやっていました。引退のときは、みんなからユニフォームにいっぱいメッセージを書いてもらった時は嬉しかったですね。

――マネージャー時代、特に思い出深いエピソードはありますか?
Pile 合宿のトーナメント戦でPK戦になり、10人ずつが蹴り終わって、GK対GKまで続いたんです。最後に私たちのチームが勝った時はとても嬉しかったですね。とても緊張しましたけど(笑)。その時は、トーナメントに2チームが出場していて、もう一つのチームは決勝戦で残り数秒のところでゴールを決めて勝ったんです。選手の様子を近くで見ていて、忘れられない一日になりましたね。

小学生時代の絵日記に井原正巳が登場

日帰りで東京から名古屋まで、日本代表を応援しに行こうことしたことも……


――ご自身のSNSに日本代表のユニフォームを着た姿やスタジアムで観戦する様子を投稿していますが、日本代表を応援するようになったのはいつ頃からですか?
Pile 試合はテレビで小学生の頃から見ていましたね。なんて書いたかは覚えていなんですけど、夏休みの絵日記に井原正巳さんのことを書いた記憶があります。

――昔から日本代表の試合をよく見ていたんですね。
Pile そうですね。仕事で見れないときはスマホで試合経過を追っています。実は去年、名古屋まで日本代表の試合を見に行こうとしたんですが、次の日が仕事だったので泣く泣く諦めました。

――2016年6月に行われたキリンカップのブルガリア戦ですね。そんなサッカーが好きだったんですね。
Pile すごい好きです。

――印象に残っている日本代表の試合はありますか?
Pile 最近ですと、去年、見に行ったイラク戦ですね。山口蛍選手の決勝ゴールはかなり興奮しました。「この試合に勝てないとやばい」みたいな一戦だったので。ゴールが決まった瞬間は、立ち上がって喜びました。「よくやった!」みたいな(笑)。

――大声で選手名を叫んだりするんですか?
Pile 「蛍、すごいよー!」とか言って(笑)。周りの人も興奮しているので、スタジアムならではですよね。

――ともだちや家族と一緒に食べたり飲んだりしながら、試合を見れることもスタジアムの魅力ですよね。
Pile そうですね。スタジアムや地域によって食べられるものが違うので、私はすごい楽しみで結構食べちゃいます。

――Pileさんと言えば、料理上手でインスタグラムにアップいている“ぱいるめし”も有名ですよね。夏場に選手に食べてほしい、作ってあげたい料理はありますか?
Pile この時期に一番のお気に入りは、手羽先をレモンと塩で漬けて焼く料理ですかね。シンプルなんですけど、すごくさっぱりして、油も落ちてタンパク質も摂れるので、スポーツ選手にもいいと思います。すごい簡単なのでおすすめです。

――ご自身の楽曲で試合前に選手に聞いてほしい一曲を選ぶとしたら、どれをおすすめしたいですか。
Pile 「NEXT WORLD」とか、ブチ上がる感じの(笑)。「NEXT WORLD」はテンポもすごい早いですし、出場前に聞いたら、テンションを上げたい選手にはすごくいいかもしれないです。静かな曲を聴く選手もいると思うんですけどね。テンションを上げたままで出場してほしいなと思います。

オランダやスペイン、ドイツで試合を見たい

日本代表やJリーグだけではなく、来日した海外クラブの試合も観戦


――Pileさんは、日本だけではなく世界の舞台でも活躍しています。世界で戦う上で、必要なものや大切にしていることはありますか?
Pile 無理をしすぎないように気をつけています。あまり気張らずに、自分らしく「この国だからこの国らしく」って考えないようにしています。現地で応援してくださっている方は、日本での活動を見て私を見に来てくれていると思うので。空気感は、そのままでやっていくことを気をつけています。

――背伸びしすぎない、ということですね。
Pile そうですね。あとはハプニングはあまり気にしないようにしています。自分が生まれて住んでいる国じゃないので、何があっても仕方がない、って気持ちで。「やるしかないでしょ」という精神で常にいます。「どうしよう」って考えるよりも、自分がやってきたことを出し切るしかないと思うようにしています。

――今後、どういった活動をしていきたいですか?
Pile 今は、音楽活動がメインになっているので、声優活動もまたやりたいです。色んなお仕事をやらせてもらって、できることが増えてきたので、それを生かせるようなお仕事をしていきたいですね。世界中の色々な場所に行くと、いろんな感覚をもらえるので、そうした経験を生かしたような仕事もしたいです。12月2日には日本武道館で初の単独ライブがあるので、そこでひと回りふた回り大きくなった自分の姿を見せれたらなと思います。それに、こうした機会もいただいたので、サッカーのお仕事もしてみたいですね。

――「世界」という言葉が出てきましたが、海外でサッカーを見たいと思ったことはありますか?
Pile 見たいです。ヨーロッパに行きたくて、オランダやスペイン、ドイツでも試合を見て……1度でいいから行ってみたいですね。2013年にマンチェスター・Uとアーセナルが来日した時も試合を見に行きました。あと、日本とイタリアのレジェンドマッチも。

日本代表にはW杯出場を叶えてほしい

仲間は「素敵な存在」と言う。「日本代表もチームメートや仲間、ファンから力や勇気をもらって、ワールドカップ出場を叶えてほしい」とエールを送った


――“パイルの日”である8月16日に、6thシングル「絆Hero」が発売します。どんな曲でしょうか。
Pile アメコミっぽい曲調で私らしいロックっぽく、いいテンポの疾走感のある力強い一曲になっています。この曲もぜひ聞いてほしいですね。

――ニューシングル発売から2週間後の8月31日、日本代表はワールドカップ出場を懸けてオーストラリア代表と対戦します。日本代表への応援メッセージをお願いします。
Pile 簡単には言えないんですけど、色んな人たちが自分の時間を使って試合を見ると思います。選手の人たちには、みんなの90分間をもらってるんだなと思って、その思いをパワーに変えて頑張ってもらいたいです。

――当日、スタジアムは満員になると思います。Pileさんにとってファンの応援や存在はどんな力を与えくれますか?
Pile 私の仕事もそうですし、サッカー選手の方もそうだと思いますけど、ファンの歓声や失敗した時のため息を直接聞ける職業は珍しと思います。その声はすごく力になるし、自分を奮い立たせる材料になります。ファンの方がいないと自分たちのステージやピッチに立てないので、とても大きな存在です。

――最後に、チームメートや仲間、一緒に戦うことの強さや魅力について聞かせてください。
Pile 私がやっているグループも、みんな違うところから集まって活動していました。そういう意味では色々なチームから集まってくる日本代表も似ているかなと思います。違う環境から来た人と仕事をすることは、色々なことを学べたり、技術を盗めたりできると思います。一つのグループとして舞台に立ったり、戦うけど、チームメート同士で競い合いがあって、互いに高め合うことはとても素敵なことだと思います。グループで立ったことのあるステージに一人で立つと、少し寂しかったり、必要以上に緊張したりすることがあるんです。きっと、これまではグループ、仲間が安心感を与えてくれていたのだと思います。日本代表もチームメートや仲間、ファンから力や勇気をもらって、ワールドカップ出場を叶えてほしいです。

◆Pile(パイル)

2006年に「全国アジアンドールズオーディション」でグランプリを獲得。2010年にアニメ『ラブライブ!School idol project』の声優として、TVアニメ『ラブライブ!』の西木野真姫役で声優デビューを果たす。アイドルグループμ’s(ミューズ)の一員としても活躍し、2015年1月には、さいたまスーパーアリーナ2DAYSを敢行。2014年12月にシングル「伝説のFLARE」でソロデビュー、2015年3月にはファーストアルバム「Jewel Vox」をリリース。同3月には有線問い合わせランキング1位を獲得した。また、2015年4月にμ’sとして声優アワード「歌唱賞」を受賞。同11月シングル「ドリームトリガー」がオリコンウィークリー7位を記録、μ’sとしてNHK紅白歌合戦に初出演した。“パイルの日”にあたる2017年8月16日に、6枚のシングル「絆Hero」をリリース。12月2日、初の日本武道館ワンマンライブが決定している。

◆Pile「絆hero」収録内容


CD(初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤)
01. 絆Hero
02. Primal Star
03. 絆Hero<off vocal>
04. Primal Star<off vocal>
CD(ザ・マジックナイトメア盤)

01. 絆Hero
02. Primal Star
DVD(初回限定盤Bのみ)
・5月2日に開催された「Pile Birthday Tour 2017!!! in舞浜アンフィシアター」よりライブ映像を収録

<プレゼント>


Pileさんのインタビューを記念して、直筆サイン入り日本代表ユニフォームを抽選で1名様にプレゼント!

【応募方法】
下記応募フォームより必要事項をご記入の上、ご応募ください。

【応募締切】
2017年9月5日(火)23:59まで

【当選発表】
当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

【応募フォーム】
https://goo.gl/u27rLT"

【備考】
・ご応募はお一人様、1回に限ります。複数回のご応募は無効とさせていただきます。
・本キャンペーン内容は、予告なく変更・中止することがありますのでご了承ください。
・当選した賞品の権利の譲渡はできません。また賞品当選後のキャンセルはできかねます。
・当選した賞品を転売すること、賞品を用いて利益をあげることは禁止です。
・抽選の詳細や結果については公表致しません。当選者の方へは賞品の発送をもって発表と代えさせていただきます。また、賞品の当選可否に関するお問い合わせにはお答え致しかねます。
・賞品の発送は日本国内のみとさせていただきます。あらかじめご了承ください。

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