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当たり前の技術を理解することで新たな世界が見えてくる!?トラウムトレーニングセミナーが埼玉で開催決定!

2017.08.15

 昨シーズンまでは川崎フロンターレを指揮しチャンピオンシップまで駒を進め、今シーズンからは名古屋グランパスに就任した風間八宏氏。自身もドイツやサンフレッチェ広島で現役生活を送り、日本代表としても活躍した。

 その風間氏が2010年に茨城県つくば市でトラウムトレーニングを立ち上げた。スクールのコンセプトとしては風間八宏氏が感じてきたサッカーにおいて必要不可欠な、当たり前の技術を大切に、こだわりをもって伝えている。そのトラウムトレーニングを指揮しているのが内藤清志氏である。

 内藤氏は筑波大学蹴球部で活躍後、風間八宏氏の下で同部トップチームのヘッドコーチを務める。4年間その指導を学び、風間監督退任後はトップチームの指揮を執った。2010年、トラウムトレーニング設立時より子ども達の指導に携わり、多くの支持者を得てきた。風間氏は内藤氏を、「大切なことをしっかりと伝えることに長け、粘り強く選手達に接することができる指導者」と評する。今ではトラウムトレーニングつくば校 ヘッドコーチを任されている。

 そのトラウムトレーニングセミナーが9月3日にフットサルガーデンジョモニスタ戸田にて「止める」「蹴る」をテーマに開催する。これまでもサッカーキング・アカデミーではキャプテン翼スタジアム東京北にてトラウムトレーニングを開催してきた。

 過去に行ったトラウムトレーニングセミナーを内藤氏は以下のように語る。「我々が考えるサッカーを自由に行うために必要な「ボールを扱う技術」、「身体を扱う技術」、「頭を扱う技術」という3つの技術があります。それらを高めていく過程の中で、このボールを「止める」「蹴る」「運ぶ」という基本動作のどういった部分にこだわりを持ってトレーニングに臨むと良いかを、まずは資料や映像で確認しながら、頭の中で認識を得てもらうことを目的として行いました。それを実際にピッチの上で体験することで、その意味を実感していただくことができたのではないかと思っています。」

 では今回のテーマにも関連する「ボールを扱う技術」とは具体的にどのようなことなのだろうか。トラップ一つを例にとってみても、どこに・どうボールを止めると上手くいくのかという具体的な認識を持つことが、プレーの精度を高め上達を助けることに繋がると内藤氏は語る。

 例えばトラップをする際にはどういうことを考えるのか。内藤氏は「自分の置き場所」に止めるという言葉を使って説明している。端的に言えば、「自分の置き場所」とは最も早く正確に次のプレーに移れる場所のことを指す。さらに、ドリブルもパスもボールを再び触り直すことなく実行できるポイントとだと。ボールの置き場所は選手によってそれぞれ違っており、対面でのパス練習を行いながら自分の置き場所がどこなのか感じること、そしてその場所に一度でしっかりとボールを止めるということを繰り返し意識することが大事だと語っている。

 今回のセミナーでは「自分のボールの置き場所」を見つけるのはもちろん、実践形式の練習も行う。そして、実技だけではなく座学も行うので、資料と動画を使いながらサッカーのあいまいな表現を言語化し解説するので「ボールを扱う技術」を頭で理解することができる。

 子供たちへ指導しているなかで、ボールがなかなかしっかりと止まらない、パスが上手く繋がらないなど技術的な悩みをお持ちの方はもちろん、サッカーの楽しさの伝え方、子どもたちにサッカーを本当の意味で楽しんでもらいたいと思っているコーチの方々など、当たり前の技術を理解することが出来れば、新たな世界がみえてくるのではないだろうか。

※以下参考記事
■風間八宏氏の過去インタビュー記事
前編…“絶対的”な「止める」「蹴る」を指導するトラウムトレーニングとは
後編…川崎フロンターレでも「常識を壊す」ことから始めた

■セミナー当日講師を務める、内藤清志氏の過去インタビュー記事
トラウムトレーニング総監督が語る…風間八宏氏の指導理論を具現化する方法

▼トラウムトレーニングセミナー申し込みページ▼

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