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リーフラスが十勝FCの運営権を取得「手堅く8年後をめどにJリーグ入りを」

2017.05.24

 子供向けスポーツスクールの運営を行うリーフラス株式会社は、北海道のアマチュアサッカーチームである十勝FCの運営権を取得。リーフラスの藤川孝幸常務取締役は5月11日に帯広市内で開催した記者会見で「来年以降、地域に根ざしたチーム作り、行政との連携、選手補強等を進め、手堅く8年後をめどにJリーグ入りを目指したい」と話した。

 十勝FCの前身の十勝フェアスカイFCの運営主体が2016年12月、運営難からチームを解散する方針を決め、一般社団法人十勝地区サッカー協会が新たな運営主体を探していた。

 リーフラスの藤川常務は自身がプロサッカー選手や指導者として第一線で活躍し続けた経験から、十勝でサッカーチームを運営する理由について、「十勝は中学生の全国大会日本クラブユースサッカー選手権 U-15の開催実績もあり、芝生のサッカー場が数多くある。欧州に近い環境が整っており、サッカーを発展させる潜在的土壌が整っている」と話した。また、チームのスーパーバイザーとしてサッカー元日本代表選手である城彰二氏が就任し、地域リーグでは異例ともいえるチーム体制で競技力向上を促進していくという。

 今後の取り組みについて藤川常務は、「選手補強をして、ただ強いチームを作ることは簡単である。しかし、JFLやJリーグ昇格を目標にするならば強いチーム作りだけではなく、リーグの規定に合う競技場整備など行政とも連携して環境を整え、地域全体で発展していくことが必要不可欠になる」と語っている。5月16日にはその言葉の通り、リーフラスの伊藤代表と藤川常務とで帯広市役所を訪れ、米沢則寿市長を表敬訪問。伊藤代表は「帯広一帯をサッカー、スポーツで振興したい」と話し、堅実にチーム運営していく方針を伝えた。

 リーフラスは2018年にかけて新たな監督を任命、元Jリーガーなど選手を補強する方針を示している。また、2018年には運営主体となる株式会社を設立、事務所を帯広市内に設け、堅実に取り組んでいく予定。

■取組内容
リーフラスが十勝FCの運営主体となり、資金や人脈などを活用しながら日本フットボールリーグ(JFL)昇格、Jリーグ参入を目指します。
リーフラスが十勝FCの運営主体となるのは、北海道にJFLチームがないことや、十勝FCが前身のルード・ボーイズ、十勝フェアスカイFC時代から積み上げてきた実績で道内トップレベルにあり、十勝が中学生世代の全国大会日本クラブユースサッカー選手権 U-15を2011年から毎年開催を続けている実績など競技環境に恵まれていることなどから総合的に運営をすることを決定しました。
十勝FCは5月14日に開幕する北海道リーグに7年連続で参戦します。来シーズンからはリーフラスが選手補強など本格的なチームづくりをスタートさせる計画で、20~22年シーズンにJFL昇格、26年シーズンにJ3リーグを目指す。藤川常務は「地域に愛され、Jリーグを目指すチームにしたい」発表しました。尚、今期は以下の予定でセレクションを開催し、広く門戸を開いて地域に根差しながら競技力を向上させていきます。

■十勝FC セレクション開催のお知らせ
【日時】2017年6月4日(日)
【時間】14:00~ ※13:00より受付
【場所】帯広の森競技場
    〒080-0856 帯広市南町南7線56番地7
【条件】18歳~35歳までの方で十勝FCの選手として、
    本気でプロを目指したい方
    ※元プロ選手の方優遇
【申込方法】セレクション参加ご希望の方は下記の申込フォームよりお申込み。

セレクション参加申込専用フォーム
https://goo.gl/forms/6p1HjFBxAWzjXQK12

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