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中村俊輔が子供たちに届けた思い…「悔しさをバネに頑張ってほしい」

2017.04.28

アディダスジャパンは、味の素スタジアムで「YOUNG ATHLETES CHALLENGE」を開催した

 4月3日、アディダスは味の素スタジアムで「YOUNG ATHLETES CHALLENGE」を開催した。

 アディダスは2017年春夏シーズンより、子供を1人の若きアスリートと捉えた新カテゴリー「YOUNG ATHLETES(ヤングアスリート)」を発足。運動能力や体力が著しく成長する小学生をターゲットに、成長に合わせたシューズの開発強化や子供の足型を徹底的に追求したJAPAN MODEL展開が発表された。

 同イベントの午前の部では、ジュビロ磐田に所属する中村俊輔をはじめ、ラグビー選手の流大(サントリーサンゴリアス所属)、プロテニスプレーヤーの穂積絵莉、ボルダリングの野中生萌が登場してトークイベントを実施。一般応募から参加した小学生に、自身の経験やイベントのテーマでもある“挑戦”への思いを語った。

 中村は今季、計13シーズンを過ごした横浜F・マリノスからジュビロ磐田に移籍。第3節の大宮アルディージャ戦では、代名詞のフリーキックから、移籍後初ゴールをマーク。38歳にして新天地で新たな挑戦と向き合っている。

「4兄弟の末っ子なので、兄を見て育ちました」という幼少期は、キックの技術を磨くことに時間を費やしたと言う。

「とにかく練習することに尽きると思います。(子供の頃は)壁にチョークで印を付けて、そこばかり当てるように練習してました」

中村は「今までで一番つらかったこと」として、「(日韓)ワールドカップのメンバーから落選したとき」を挙げた

 参加者から「今までで一番つらかったことは何ですか?」という質問については、「(日韓)ワールドカップのメンバーから落選したとき」と答え、「皆さんには、そういう悔しさをバネにして頑張ってほしいです」とエールを送った。

 午後の部では、各専門トレーナー指導の下、全5種類(サッカー、野球、ラグビー、テニス、バスケットボール)の体験プログラムを実施。参加者は普段プレーする機会がない競技にも積極的に挑戦し、アスリートとしての1日を終えた。YOUNG ATHLETES CHALLENGEは、今回の実施を皮切りに、全国で開催予定となっている。

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