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「風間八宏のサッカースクールトラウムトレーニング トラップが身につく本」

2016.12.05

 Jリーグ川崎フロンターレ監督およびサッカー解説者として知られる、風間八宏氏が率いるサッカースクール「トラウムトレーニング」によるトラップ技術の指導書です。風間氏が監修するプログラムに基づき、トラップの基本から応用、練習方法まで、国内随一の専門的トレーニングを紹介します。

 サッカーのボールを単に足元に止めるだけの技術はトラップではありません。本書で紹介する「トラップ」とは、単にボールを「ストップ」するのではなく、「トラップ=罠や仕掛け」の意の通り、次のプレーを意識したボールコントロールを意味します。「蹴る(キック)」「受ける(ストップ・トラップ)」「運ぶ(ドリブル)」というサッカーの3大要素の中で、個々の技術水準がゲームに最も影響を与えるのがトラップです。

 現代サッカーは、コンパクトなスペースでの正確なプレー、そしてそのプレー選択の判断や攻守の入れ替えの早さが求められます。またチーム全体でボールをポゼッションするスタイルが主流となっており、これまで以上に正確にトラップ出来る技術が求められるようになっています。

 本書は、トラップ時に必須となる感覚や技術…「ボールを自分が最も早く、正確に次のプレーに移れる場所に置く」方法をいくつかの項目に分け、実践的な練習メニューとして一冊にまとめました。さらにサッカー史に残る伝説的な「神」トラップを厳選し、その技術解説を併せて紹介しています。

「自分の置き場所」を知ることの大切さ

 トラウムトレーニングでは、トラップで意識すべきことは、しっかりとボールの勢いを吸収することと、そのボールをどこに置くかということです。この二つのうちトラウムトレーニングが強調するのはボールをどこに置いたらいいのかを知る必要性です。ただ、これはボールを置く具体的な距離などを指導するものではありません。

 例えば、インサイドキックやインステップキックなどは、人によって体のサイズや蹴り方が違うため、ボールをどこに置いた方が蹴りやすいか、一様に限定できないのです。まずは自分がプレーする上で、ボールを置くのに最適な場所(自分の置き場所)を見つけることが大切です。ではどのようにして「自分の置き場所」を見つければよいのでしょうか。「自分の置き場所」を探すカギをこの本でご紹介します。

【監修】

内藤 清志(ないとう・きよし/トラウムトレーニングつくば校ヘッドコーチ・TRAUM SV監督
1983年広島県生まれ。筑波大学蹴球部で選手として活躍後、同大にて風間八宏の下でヘッドコーチを務める。2010年から『トラウムトレーニング』つくば校ヘッドコーチ、2014年からはTRAUM SV監督に就任。


小林 大輔(こばやし・だいすけ/トラウムトレーニング野田校ヘッドコーチ・TRAUM SV U-13 監督)
1984年兵庫県生まれ。筑波大学蹴球部で選手としてプレー。同大にて風間八宏の下でコーチを経験後、Jリーグ・水戸ホーリーホックユースでのコーチとして活躍。2011年に筑波大学蹴球部コーチに復帰すると共に、トラウムトレーニングのコーチに就任。現在は野田校ヘッドコーチ、TRAUM SV U-13の監督を務める。

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