プーマの新作スパイク発表会に登壇した三浦知良(左)と中山雅史(右) [写真]=山口剛生
12月1日、プーマ ブランドセンター東京にて、『プーマ新作スパイク evoTOUCH J 発表会』が開催され、横浜FCに所属する三浦知良、来季からJ3に昇格するアスルクラロ沼津所属の中山雅史が登壇した。
新作スパイク発表会では、CM紹介、プーマ ジャパン株式会社の李 孝(り たかし)代表取締役社長の挨拶に続き、新商品である『evoTOUCH J』についての説明が行われた。日本人プレーヤーの足型に最適な幅の広いラストが特徴的な一足となっており、アッパーには非常に薄く耐久性のあるカンガルーレザー、安定したフィット感を実現する人工スウェードライニングをグリップに採用。隆起したスピードトラックスパインが中足部の安定性を向上させる仕上がりとなっている。また、新商品には≪巧みなタッチ 極みのフィットを≫というキャッチが銘打たれ、イメージキャラクターには日本代表の長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)が起用された。
その後、三浦、中山の両選手が登場し、旧知の2人ならではのトークショーが繰り広げられた。
スパイクについてのこだわりを尋ねられると、「こだわりがないのが、こだわりなんですよ。何でも履くけど、最終的にはパラメヒコに戻っている」と三浦が明かし、中山も「ポイントが高いのがこだわりですね」と互いのこだわりについて語った。両選手が愛用するプーマの人気シリーズ『パラメヒコ』について話題が及ぶと、中山が「俺とカズさんがこんなにもパラメヒコを愛しているのに、なんでパラメヒコマンが駒野(友一)なんだ!」と熱く語り、会場内の笑いを誘った。新商品の『evoTOUCH J』についての印象については、両選手とも「今のスパイクは全部そうだけど本当に軽い」と絶賛。三浦は「さっき、ちょっと履いたけど、すごく履きやすかった。これを履いてボールを蹴ってみたい」と話し、中山も「アップで履かなくても、いきなり試合でもいけそう」と好感触を示していた。
そして、来年2月に50歳の節目を迎える三浦は、来季について問われると「やる以上は役に立ちたいし、evoTOUCH Jを履いてピッチに立ちたいですね。スタメンで出て、ゴールを挙げられたらいい」と言及した。
続いて中山も「僕自身の中での挑戦を続けられればいいですね。チームのためになるように努力をしていきたい」と来季への抱負を語った。
また、イベント当日に2016年の流行語大賞が『神ってる』に決定したことに絡めて、「今年、神ってると思った瞬間は?」という質問が飛ぶと、両選手とも山口蛍(セレッソ大阪)の劇的決勝弾で勝利を飾った、2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選のイラク戦を挙げ、三浦は「興奮して寝られなかったですね」と秘話を明かした。
写真=山口剛生
By サッカーキング編集部
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