焼酎のイベントに出演した元日本代表の中田英寿さんと前園真聖さん
2016年11月2日(木)、鹿児島県内113蔵元の焼酎が集まった日本最大級の焼酎イベント「焼酎ストリート」が開催。トークイベントに元サッカー日本代表の中田英寿さんと鹿児島県出身の前園真聖さんがゲストとして出演した。
トークイベントには中田さん、前園さんに加え、蔵元を代表して小牧醸造の小牧尚徳さんが参加。3人は沿道を埋め尽くす多くの人に向けて焼酎の魅力について語った。中田さんと前園さんが登場すると大きな声援と拍手がおこり、会場は大盛況。イベントでは中田さんの乾杯の音頭で会場の人々が一斉に乾杯をし、トークが始まった。
現役引退後、全国250以上の酒蔵に自ら足を運び、日本酒や焼酎などの日本のお酒の魅力を発信し続ける中田さんは「鹿児島では焼酎は文化だと聞いています。しかし、全国や世界に発信していくためには、もっと焼酎のことを伝えていかないといけないと思います。食事には何が合うのか? グラスはどんなもの良いかなどです。焼酎に合う食文化を鹿児島から発信していくのが良いと思います」と、自分の経験から鹿児島焼酎を全国に広めるアドバイスを送った。
鹿児島出身でテレビ番組やイベントなどに多数出演している前園さんは「引退して鹿児島には来る機会が多くなりました。そして、来るたびに鹿児島がどんどん好きになっています。鹿児島の素晴らしい文化をもっと多くの人に知ってもらいたいですね。焼酎がそのきっかけになれば嬉しいです」と、笑顔で語った。
前園さんに教えてもらって以来、お酒の魅力にはまったという中田さんに対し、前園さんは「僕は未だ飲めません!」と返答。会場に笑いが起こると、会場からは前園さんの禁酒解禁を求める声も起こり、大きな盛り上がりをみせました。
今回ともに出演した小牧醸造の小牧さんは「これだけ大勢の人が来てくれて、作り手冥利に尽きます。昨年の焼酎の出荷量は宮崎に追い抜かれましたが、鹿児島焼酎をもう一度全国に知らしめたい」と決意を表明。中田さんと前園さんは「来年の焼酎ストリートにも2人そろって帰ってきます」と、来年も鹿児島に帰ってくると誓い、会場を後にした。
鹿児島の天文館での焼酎ストリートのイベントはたくさんの方に来てもらいました!
ありがとうございました。 pic.twitter.com/Kk4cHQ86oF— 前園真聖 (@zono23) November 2, 2016
By サッカーキング編集部
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