10月30日(日)、世界最大の5人制マチュアサッカー大会「F5WC」は、日本大会「アットホーム F5WC JAPN CHAMPIONSHIP 2016-2017」を「フットサルポイント鹿児島」(鹿児島県鹿児島市)で開催した。
今年の鹿児島県予選には昨年に続き、大会アンバサダーで鹿児島県出身の元サッカー日本代表の前園真聖氏が来場。地元開催ということもあり、前園氏は試合前に「鹿児島から日本代表になって世界を目指してほしい」と、試合前の選手たちにエールを送った。
決勝戦では鹿児島大学の同級生を中心に構成された『KCFC51 with 熊本』と鹿児島城西高校サッカー部のOBチーム『CSKA鹿児島』が激突。前半は一進一退の攻防が続き1-1で折り返すと、後半は組織力で勝る『CSKA鹿児島』が立て続けに2点をあげた。しかし、スピードで差をみせる『KCFC51 with 熊本』が終盤で追い上げて4-4の同点とし、試合はPK戦にもつれ込んだ。
PK戦では『KCFC51 with 熊本』のGKがシュートを2本連続でセーブし、見事に鹿児島県代表の座に決定した。優勝した『KCFC51 with 熊本』は全員が鹿児島大学1年生で構成されたチームで、今回がF5WC初出場。キャプテンの今城誓良選手は、「身体の大きさでは社会人の選手には勝てないので、自分たちはスピードで勝負するしかないと思った。絶対に北京に行くだという思いで、北京と手に書いて試合に臨みました。勝てて本当に良かったです」とコメント。
惜しくも敗れた『CSKA鹿児島』の蔵満選手は、「2年連続で地方予選敗退してしまったので、来年こそは決勝大会に進出できるように頑張りたいと思います」と次回大会に向けての抱負を語った。
By サッカーキング編集部
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