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第36回皇后杯決勝…5年ぶりの女王奪還! 日テレ・ベレーザが1-0で勝利!!

2015.01.01

日テレ・ベレーザは5年ぶり11回目となる女王の座に返り咲いた [写真]=Getty Images

 女子サッカーの頂点を決するトーナメント、『第36回皇后杯 全日本女子サッカー選手権大会』の決勝戦が2015年元日に味の素スタジアムで開催された。決勝戦のカードは、2014年のなでしこリーグ年間優勝を果たした浦和レッズレディースと同2位の日テレ・ベレーザとの顔合わせになった。

 ともに準決勝からメンバーを変えずに臨んだ試合は、中盤の攻防戦に。縦に早く仕掛ける浦和レッズレディースに対し、前線でショートパスをつなぎながら徐々に押し込んでいく日テレ・ベレーザ。そして19分、先制ゴールが生まれた。日テレ・ベレーザは田中美南が前線で落としたボールを籾木結花が拾ってシュートを放つと、GKが弾いたボールに詰めた田中美南がネットに突き刺した。

 ここで早くも、浦和レッズレディースが動く。清家貴子を2トップの一角に投入し、スピードを生かして日テレ・ベレーザの浅いDFラインの裏を突こうとするが、なかなかゴールに迫れない。さらに終盤、日テレ・ベレーザの中盤にスペースができ始めると次第にボールを持てるようになり、そこから何度か決定機を作り出す。それでも、この日の浦和レッズレディースは最後までゴールが遠かった。

 結果、大会を通じて無失点で勝利を重ねてきた日テレ・ベレーザが苦しい時間帯を凌ぎ切り、1-0で5年ぶり11回目となる女王の座に返り咲いた。

「心の中で『頑張ってくれ』と祈るだけでした(笑)」と寺谷真弓監督(日テレ・ベレーザ)が緊張感ある試合を振り返れば、「(監督が)褒めてくれたのでうれしかった。モミちゃん(籾木結花)が打つと思ったのでこぼれを狙おうと思っていた。そのとおりになって良かった」と決勝ゴールを決めた田中美南は笑顔を見せた。

■決勝(2015年1月1日開催@味の素スタジアム)
【35】浦和レッズレディース 0-1 日テレ・ベレーザ

詳細はコチラ ⇒ JFA皇后杯サイトhttp://www.jfa.jp/match/empressscup/

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