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ブラサカ日本代表、世界選手権を過去最高の6位で終える

2014.11.24

ブラサカ世界選手権で日本代表は過去最高の6位で大会を終えた

「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」の5位決定戦が24日に国立代々木競技場フットサルコートで行われ、ブラインドサッカー日本代表はパラグアイ代表と対戦した。

 22日に行われた5位決定トーナメントでドイツ代表に勝利し、5位決定戦に進出した日本代表はグループリーグ初戦で勝利したパラグアイ代表と再戦。魚住稿監督は「パラグアイは今大会戦った相手の中で一番強い相手」と振り返ったように、試合は序盤からリカルド・ビジャマジョルを中心とした個の力でゴールに迫るパラグアイ代表に押し込まれる展開が続く。

 一方、日本代表はここまでの5試合で流れの中で無失点という堅守で対抗。スコアレスで折り返した後半にはMF川村怜が2度の決定機を迎えるなど、組織的な守備からのカウンターアタックで相手ゴールを脅かした。

 試合は25分ハーフを終えてお互いゴールを奪えず準々決勝と同様PK戦へ。3人制のPK戦では両国とも決められず、サドンデスに突入した5人目で先行の日本代表が失敗したことに対し、後行のパラグアイは成功。日本代表は6位で今大会を終えることとなった。

 今大会、日本代表は史上初の決勝トーナメント進出を果たし、2006年アルゼンチン大会の7位を上回る過去最高の6位。2016年リオデジャネイロパラリンピックを目指す魚住JAPANにとって収穫の多い大会となった。

 試合後、魚住監督は「アジア発の世界選手権開催という大会で素晴らしい結果だった。流れの中で一度も失点しなかったことは選手にとって大きな自信になったと思う。日本の守備は世界でも通用するので、これをベースに(攻撃の)課題に取り組んでいきたい」と大会を総括。また、初出場を目指すパラリンピックについて「今大会の結果は我々がリオパラリンピックでも十分にメダルを狙えることを証明できたと思う」とメダル獲得にも自信をのぞかせていた。

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