2014.11.02

Fリーグ2014/2015第18節……“フウガらしさ”が少ない落ち着いたゲームで大阪に手痛い敗戦

敵地に乗り込んだ大阪がヴィニシウスらのゴールで4試合ぶりに勝ち星を挙げた [写真]=本田好伸

141101_F18_すみだ×大阪_SK01 1日、Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー第18節が行われ、フウガドールすみだがホームでシュライカー大阪と対戦。すみだにとっては今シーズン最初の対決で1-2と敗れていた相手との再戦となったが、この日も大阪の牙城を崩し切れずに1−3で敗戦。大阪に4試合ぶりの勝ち星を献上してしまった。

 今シーズン初の3連勝を狙うすみだだったが、太見寿人や諸江剣語といったキープレーヤーを欠く中で普段とは異なる試合プランを余儀なくされていた。「(前線からの激しいプレスで相手を押し込んでいくいつものような)フウガらしさを出して戦っても、それで負けてしまえばお客さんは満足してくれない。今日はディフェンスのラインを(試合展開に応じて)設定しながら、相手がやられたくないプレーを探りながら戦った」(須賀雄大監督)。序盤はすみだがハーフラインからの守備で相手の出方をうかがっていたことで、大阪のペースで試合は進んでいく。ボール回しからチャンスを作り出すことに長ける大阪にとっては、願ってもない展開だった。

 すると7分、大阪はコーナーキックのこぼれ球を拾った片山堅仁が中央からシュートを放ち、先制点をゴールに突き刺した。一方、先手を奪われたすみだはなかなか決定機を作れずにいたが、前半残り20秒、カウンターから宮崎曉が持ち上がるとそのままゴールを奪い、同点で試合を折り返した。
 
 後半に入っても互いにハーフラインからのディフェンスでペースを探っていく展開。目まぐるしく攻守が入れ替わるハイスピードな試合とは対照的な“落ち着いた雰囲気”の攻防は、大阪が得意とするものでもある。「(すみだは)過去2試合の分析でも前からアグレッシブに(ディフェンスに)来ていて、どうプレスを回避するかを(考えてトレーニングして)やってきたが、(相手は)立ち上がりからハーフで守ってきた。こちらは、フウガの勢いやアグレッシブさを警戒していたので、我々のプランを遂行するという意味では想定よりもやりやすかった」(木暮賢一郎監督)。自分たちのペースで攻撃を組み立てた大阪は31分、左サイドでボールを持ったヴィニシウスが左足を一閃。チームに待望の勝ち越しゴールをもたらした。

 後手に回った戦況を打開したいすみだは33分にタイムアウトを取ると、そこから厳しいプレッシングで攻勢を強めていく。しかし、次のゴールを挙げたのは大阪だった。35分、左サイドの村上哲哉が強烈なミドルを放つと、これがゴール前のディフェンスに当たってオウンゴール。2点差となったことで試合の趨勢は決していた。最後までリスクを掛けた攻撃で追撃を図ったすみだだったが及ばず、試合はそのまま1-3で大阪に軍配が上がった。

 試合後、「選手はよくやってくれたが、私のコントロール、ゲームマネージメントがいたらなかったことが敗因。相手のほうが粘り強かった」と語った須賀監督。すみだにとっては、攻守において泥臭く戦い、かつアグレッシブに走り続ける“フウガらしさ”が陰を潜めたことで、相手を勢いで上回ることができずに手痛い敗戦を喫してしまった。

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第18節
開催日:2014年11月1日
会場:墨田区総合体育館/東京都

[試合結果]
14:00 フウガドールすみだ 1-3 シュライカー大阪

写真・文◆本田好伸

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