2013.09.29

Fリーグ2013/2014第16節…湘南と大阪の上位対決はドロー決着

得点ランク1位の湘南のボラ(中央)だが、この試合は無得点に終わった [写真]=本田好伸

sk0929_f16_01 29日、Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリー第16節湘南ベルマーレ対シュライカー大阪が、湘南のホーム小田原アリーナで開催された。3位湘南と2位大阪の上位対決となったこの試合、互いに首位名古屋オーシャンズを追い掛ける立場だけに、何としても勝ち点3をつかみ取りたいところだったが、1点を争う白熱した展開のまま最後はドローでの痛み分けとなった。

 開始早々、湘南に先制点が生まれる。自陣左サイドの小野大輔からの右サイド裏へのロングパスに内村俊太が抜け出すと、そのまま豪快にネットに突き刺し幸先良く湘南がリードを奪った。対する大阪も6分、丁寧なパス回しから最後は左サイドの村上哲哉が狙い澄ましたシュートをゴール右隅に決めて同点に追い付く。

 そこから徐々にペースをつかんでいったのは大阪。正確なパスとタイミングをずらすダイレクトパスを織り交ぜながら湘南陣内へと攻め込むと、13分には再び左サイドでボールを受けた村上がファーサイドを狙ったシュート性のパスを放ち、最後はファーへと詰めた奥田亘が足先で合わせて大阪が逆転に成功した。

 後半、湘南はGKを遠藤晃夫から今節から出場可能となったクロモトに替える。ブラジル出身でイタリア国籍を持つクロモトは「シーズン前からの加入が決まっていたが、来日が遅れてこのタイミングでの登録となった」(相根澄監督)が、GKの補強が急務だった湘南にとって大きな期待が掛かる存在。その実力はこの試合だけではまだ未知数ではあるが、何本かの決定機をセーブする反射神経と、スローイングや前線へのパスなど攻撃参加の意識が高いように思われた。

 試合はそこから一進一退の展開となる。最初の5分は湘南が押し込んでいたが、それ以降は大阪がリズムをつかむ時間帯が続いていく。しかし33分、中央でボールを持った小野が縦へとパスを出すと、これがオウンゴールを誘い湘南が同点に。試合は、勝ち越しの1点を争う緊迫した展開へと突入していた。

 ここで勝負に出たのは大阪。「勝つためにリスクを使った」(ドゥダ監督)大阪は、GKをフィールドプレーヤーの奥田に替えてのパワープレーでゴールを狙いにいく。しかし、「ビッグチャンスを3回作ったが、フィニッシュを決められなかった」(ドゥダ監督)。ホームの湘南も、サポーターの大きな声援の後押しを受けて最後までゴールに迫ったが最後まで得点を奪うことができず、上位対決は痛み分けとなるドロー決着となった。

 Fリーグは、次節の17節に大阪が、前期最終節となる18節に湘南がそれぞれ名古屋と対決する。名古屋が首位をキープするのか、それとも番狂わせが起こるのか、注目の戦いが続いていく。

[Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリー 第16節 試合結果]
日時:2013年9月29日(日) 会場:小田原アリーナ(神奈川県)

湘南ベルマーレ 2-2(1-2、1-0) シュライカー大阪

文・写真=本田好伸

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