2013.09.09

ビーチサッカー日本代表がスイスに敗戦…“砂浜の侍”たちは18日からW杯を戦う

ビーチサッカー日本代表は強豪スイス代表を相手に1勝1敗の結果を残した [写真]=本田好伸

SK_0908_beach_samurai_001 8日、ビーチサッカー日本代表は前日に続いてお台場海浜公園でビーチサッカースイス代表と国際親善試合を行った。7日の第1戦は7-2で大勝していたが、この第2戦は5-9で敗れた。

 この日は前日の第1戦で負傷した茂怜羅オズがベンチスタート。「オズがいればチームが安定することは分かっていたが、ワールドカップを控えているので無理はさせなかった。オズがいない時にどう戦うのかも大事」と、本番を想定し選手たちに発破を掛けた。しかし、2012年にブラジルから帰化し日本国籍を取得した日本のエースの不在はやはり大きな痛手となった。

 試合は5分に相手のエース、フィリップ・ボレルに先制ゴールを許すと、その後立て続けに2失点。前日とは打って変わり、第1ピリオドは0-4と苦しい立ち上がりとなった。第2ピリオドに入ると日本が攻勢を仕掛け何度もゴール前に迫ったが、「(世界で)5本の指に入る」(ラモス監督)という相手GKヴァレンティン・イェギーが再三に渡りファインセーブを見せ、日本はなかなかゴールを奪えない。迎えた20分、左サイドでGKをかわした河原塚毅が前日に続き日本の最初の得点を決めて、日本がようやく反撃ののろしを上げた。

 第2ピリオドを無失点に抑えると第3ピリオドは打ち合いとなった。25分に尾田博文のゴールで2-4とするが、そこから一気に3点を決められ2-7に。日本はオウンゴールで1点を返したものの、さらに2点を奪われ3-9。残り時間は2分を切り、逆転するためには絶望的な点差となったが、日本は諦めることなく最後までゴールを狙い続け、36分に田畑輝樹、山内悠誠のゴールで2点を返した。結局、ボレルの5得点を含む9点を献上した日本は、第2戦を5-9で落とした。

 ラモス監督は、「スイスから7点を奪えるチームはなかなかいない。だから彼らは悔しかったはず。ただそれで相手を本気にさせてしまった。この試合は最初の入り方がよくなかったし、もっと心の準備、覚悟が必要だった」と、改めて09年のワールドカップ準優勝国の力を痛感していた。ただ、「前半の入りが悪かったが、第2ピリオドで修正でき、第3ピリオドは互角に戦えた。前日のような戦いができればここまでボコボコにはされなかった」と、18日から始まるFIFAビーチサッカーワールドカップタヒチ2013を前に一定の手応えも感じていたようだ。

 この国際親善試合を終え、日本は18日から開幕するワールドカップへと出発する。ラモス監督は会場に訪れた観客の前で意気込みを語った。

「2日間声援を送ってくれたことに心から感謝しています。ワールドカップ出発前に日本で試合ができ感謝しています。今回の試合で出た課題を改善して、できるだけいい報告ができるように頑張ってきます。決してこの2日間の応援は忘れないし、無駄にはしません。これからもビーチサッカーと選手たちをぜひ応援してください」

 日本代表は05年の第1回大会でベスト4、09年の第6回大会でベスト8(1995年に初めて開催された世界選手権は05年からFIFAの主催となりビーチサッカーワールドカップの名称に。09年大会までは毎年開催されていたが、それ以降は隔年での開催となった)と上位進出を果たしているが、年々競技レベルが向上しているだけに、ラモス監督が公言している「ベスト4」は簡単なことではない。

 果たして日本はどんな結果を勝ち取るのか。世界を舞台にした“砂浜の侍”の本当の戦いが幕を開ける。

ビーチサッカー日本代表 国際親善試合
開催日:2012年9月8日
会場:お台場海浜公園/東京都

[試合結果]
ビーチサッカー日本代表 5(0-4、1-0、4-5)9 ビーチサッカースイス代表

文・写真=本田好伸

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