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遠藤彰弘氏「ヤットの後継者はなかなか出てこない」

トークショーに登壇した遠藤彰弘氏(左)。弟・保仁について語り尽くした

 八丁堀のイベントスペース『Football★Plaza』にて、『UMBROプレゼンツ サムライサッカーキング発売記念イベント「遠藤保仁を語り尽くす」』が開催された。スペシャルゲストとして遠藤選手の実兄である遠藤彰弘氏が招かれ、サッカーキング編集長の岩本義弘が聞き役となり、ヤットの知られざる素顔をテーマにトークショーが展開された。

 彰弘氏は弟・保仁の性格を「負けず嫌い」と評し、その理由を「あいつは三兄弟の末っ子で、最初は庭でやるサッカーの仲間にも入れなかった。身体の小さい自分がどうやったら加われるのか、常に考えていたと思う。そのルーツが、負けず嫌いだったり、考えるプレースタイルにつながっているのではないか」と語った。

 また、先に横浜マリノス(現F・マリノス)でプロ選手になった彰弘氏が、最初の数シーズンで出番がなかったのに対し、フリューゲルスに入団した保仁はすぐにJリーグデビュー。彰弘氏は、「保仁もプロでは簡単に通用しないよ、なんて母親に言ってたんですけどね、いきなりデビューして、しかもなかなかボールを取られないんですよ。あれ? これはヤバイなと思いました」と語り、プレーヤーとしての保仁の能力の高さに驚いたという。

「保仁の特徴は、選択肢をたくさん持っていて、最後に一番良いプレーを選択できること」と語る彰弘氏は、日本代表で保仁の後継者になりうる存在はいるかと問われ、「正直イメージがわかないですね。ヤットと全く同じような人間は出てこないんじゃないかなと思います。まずは桜島で育てて、うちの家に預けて……ってしないと出てこないですね(苦笑)。ヤットのプレーは、彼がボールを持つと時間がゆっくりになるということ。もちろん、実際には時間の流れ方は変わらないわけですが、そういうプレーができる選手というのは、なかなかいませんね」と語った。

 トークショーの後半では、来場者からの質疑応答コーナーも実施され、兄弟でしか知り得ないような秘話が存分に語られた。

 イベントに参加した一人は「少年時代を含め遠藤選手の意外な一面をしれて楽しかった」と笑顔で話した。

文=石田達也(サッカージャーナリスト養成講座

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