「毎年、日本のサッカーは進歩している」と語るミキッチ
広島のクロアチア人MFミハエル・ミキッチが『FIFA.com』のインタビューに答え、日本のサッカーやクラブワールドカップについて語っている。FIFA公式ホームページが伝えている。
まずミキッチは、日本サッカーについて触れている。
「正直言って、実際に来るまでは日本のサッカーがこれほど優れているとは思っていなかった。驚きの日々がいまだに続いているよ。毎年、日本のサッカーは進歩している。自分もその一端を担うことが出来て、嬉しいね」
さらにアルアハリに敗れ、ベスト4入りを逃したクラブワールドカップについては「きちんと決めるべきだった」とフィニッシュの精度を欠いていたことを認めている。
「チームは失望と誇りが交り合った雰囲気に包まれている。こちらの方が相手より上回っていたし、決定機も何度も作った。ただ、フィニッシュの精度が欠けていた。自分もそうだった。もっときちんと決めるべきだった」
「ベスト4進出が夢だった。そのためにみんなで懸命に頑張ったが、夢は叶わなかった。でも人生はこれからも続いていく。今度は次の試合に勝つことに集中しなければならない。韓国のチームと対決するんだ。この試合は重要な一戦となる。世界が観ている中で相手を上回るサッカーを披露したい。我々のこの一戦にかける意気込みはもの凄く強い」
広島は12日、5位決定戦でアジア代表の蔚山(韓国)と対戦する。
【写真】=山口剛生