2012.08.25

圧倒的な強さでCRF.ジュニアがEXILE CUP中国・四国大会を制覇

中国・四国大会で優勝したCRF.ジュニア

 8月24日、小学校4年生から6年生によるフットサル大会「EXILE CUP 2012」の中国・四国大会が広島広域公園第一球技場で行われた。処暑を過ぎたばかりだが、この日の広島は気温が30度を越えるなど、強い日射しがピッチ を照りつけた。決勝大会の出場権を手にするため、全国8地区で行われた予選大会も中国・四国大会が最後。残りの一枠を懸け、48チームが熱戦を繰り広げ た。

 普段はサッカーをメインに活動しているチームも多く、序盤は不慣れなフットサルのルールに戸惑う選手も見られたが、時間の経過とともに好プレーが相次いだ。決勝トーナメントに進出したチームは総じてテクニックに優れており、今大会のレベルの高さを感じさせた。

 中でも3位となったローザス・フットサルクラブ福山は全員が5年生のチーム。体格のハンデを感じさせない技術力と積極的にゴールへ向かう姿勢で次々と難 敵を撃破していった。キャプテンの井上愛斗君は「相手は6年生が多かったけど関係なかった。準決勝は勝てる試合だったので悔しい」と悔しさを口にしたが、 彼らの健闘は称賛に値するだろう。

 決勝はCRF.ジュニアと浦安フットボールクラブというお互いをよく知る岡山の2チームの対戦となった。試合はいきなり動く。前半2分、3分とCRF. ジュニアが立て続けにゴールを奪い試合を優位に進める。個人技を主体としたプレースタイルだが、ワンツーあり、ミドルシュートありと攻撃のバリエーション は多彩で、フィールドプレーヤー4人全員が相手ゴールに襲いかかる。前半終了間際にはキャプテン中坂友哉君(6年)の豪快なシュートがネットを揺らし 3-0で前半を終えた。

 後半に入り浦安フットボールクラブも反撃を見せる。井上絢士郎君(6年)を中心に3分、4分と立て続けに決定機を作るも、CRF.ジュニアの体を張った 守備を前にゴールを割ることができない。終了間際にはCRF.ジュニアが1点を加え、4-0で試合は決しCRF.ジュニアが見事に優勝を飾った。

 CRF.ジュニアは、終わってみれば6試合で29得点2失点と圧倒的な強さを発揮した。「これまでは“上手いけど勝てないチーム”だった。勝ち切れたこ とはチームにとってもいいこと」と佐野龍一監督は目尻を下げた。中坂君は「僕らの良いところはチームワーク。いつも通り笑顔で戦いたい」と、全国大会へ意 気込んだ。

 一方、惜しくも決勝で敗れた浦安フットボールクラブの赤坂一也監督は涙を流す選手を前に、「このチームは大人しくて真面目な選手が多い。感情をむき出しにして涙を流すほど悔しがってくれたことは、今後の成長に繋がるでしょう」と大会の成果を話してくれた。

 今大会で勝ったチームも負けたチームも、フットサルを通じて精神的にも肉体的にもひと回り成長した1日となったようだ。

文=入澤亮輔  写真=秋田陽康

 

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