2012.08.02

EXILE CUP東海大会はAsahigaoka FCが優勝、「すごく熱い大会」とUSAも興奮

大会スペシャルサポーターのUSAが、優勝したAsahigaoka FCの選手たちとガッチリ握手

 今年で3年目を迎えた小学校4~6年生のフットサル大会「EXILE CUP2012」の東海大会が7月28日、豊田市運動公園で開催された。愛知県、岐阜県、三重県、そして静岡県から集まった48チーム412人が参加。37度の真夏日となったが、小学生たちは暑さに負けない元気なプレーを見せてくれた。開会式には大会スペシャルサポーターであるEXILEのUSAも登場。自ら考案したウォーミングアップを子供たちと一緒に行うなど、賑やかな開幕となった。

 大会はまず3チームずつの予選リーグからスタート。各グループ1位のチームが決勝トーナメントに進出する。「本当に子どもたちのレベルは上がってますよね」とUSAが感心するように、非常にハイレベルなプレーが各コートで披露された。今大会で目立ったのは、距離を問わない思い切りのいいシュートと、GKのレベルの高さだ。長身ながらも俊敏な動きで次々とシュートを防ぐ、ドイツ代表の守護神マヌエル・ノイアーのような選手までいた。

 激戦の予選リーグを突破し、決勝戦にたどり着いたのはともに愛知県のAsahigaoka FCとリバーサイドFC。決勝まで無傷の全勝で勝ち上がったチームだが、そのスタイルは実に対照的だった。「ウチはボールへの寄せの速さと展開力が持ち味です」と安藤泰崇監督が語るAsahigaoka FCはスタメンCBを含む3名の主力を欠きながら、泥臭い戦いで決勝の切符を手にしたチームだ。

 逆にリバーサイドは個人技を前面に押し出すスタイルが持ち味。古曽義則監督は「毎日2時間の練習のうち、1時間半はドリブルとリフティング、残りの30分はゲームです」という、特徴的な指導方法で鍛えられたテクニックは非常に高度だった。それぞれ守備と攻撃が持ち味の両チームの激突は、必然的に攻撃のリバーサイドと守備のAsahigaokaという展開となっていった。

 試合は終始リバーサイドが支配したが、華麗なテクニックでマーカーを翻弄するも最終的には相手の粘り強い守備にドリブルは止められ、シュートは阻まれた。「相手の23番(佐藤孝広君)と25番(太田朱里君)は本当にうまいので、彼らをいかに止めるかでした」と安藤監督が語ったAsahigaokaは、10番の乾友斗君を中心に鉄壁の守備を見せ、狙い通りの速攻で前半に羽根田祥平君が先制点をゲット。後半には乾君が自陣から蹴ったFKを相手がクリアミスし、オウンゴールで追加点を奪った。Asahigaokaはその後もリバーサイドの猛攻をしのぎきり、試合は終了。我慢の展開をものにして、9月16日に行われる決勝大会への出場権を手に入れた。

 炎天下の大会を勝ち抜いたAsahigaokaの選手たちは、みな嬉しそうな表情だった。決勝点を挙げた羽根田祥平君は「決勝で得点ができて嬉しいです。狙い通りのゴールでした」と笑顔。守備の要だった乾君も「今日はみんないつもより厳しく行ったのが良かったです」と、持ち味を存分に発揮できたことに満足げだった。

 敗れたリバーサイドだが、古曽監督は「ウチの持ち味は出せたから悔いはないです。小学生はこの先花開くための技術をつければいい。今は勝たなくてもいいんです」と独自の育成理論を披露。選手たちもみな「悔いはないです」と、決勝戦の結果以外には満足なようだった。

 スペシャルサポーターのUSAが「すごく熱い大会でしたね。決勝ではリバーサイドの23番と25番、そしてAsahigaokaのGKの選手が印象に残りました。みんなうまいですよ!」と興奮気味に語った大会は無事閉幕。酷暑の中でも持ち味を失わなかったAsahigaokaは、決勝大会でもこのスタイルを貫くと宣言。EXILE CUPの東海代表は、泥臭くそして粘り強く頂点を狙う。

文=今井雄一朗
写真=野口岳彦

Jリーグ順位表

川崎F
69pt
サンフレッチェ広島
57pt
鹿島アントラーズ
56pt
Jリーグ順位をもっと見る
松本
77pt
大分
76pt
横浜FC
76pt
Jリーグ順位をもっと見る
琉球
66pt
鹿児島
57pt
鳥取
53pt
Jリーグ順位をもっと見る