EXILE CUP 2012 九州大会で優勝した福岡のIVAN Junior’s
厳しい陽射しが照りつける福岡フットボールセンターで26日、小学校4年生から6年生によるフットサル大会「EXILE CUP 2012 九州大会 in Fukuoka」が行われた。今大会は、7月23日に関東大会で幕がおろされ、2会場目の開催となった。九州大会は、各地から48チームが参加して行わ れ、遠くは大分県や熊本県からも参加チームがあった。
開会式では、スペシャルサポーターを務めるEXILEのUSAが考案したウォーミングアップで盛り上がり、試合開始前からヒートアップ、応援に訪れた保 護者たちからも大きな拍手が送られた。
大会は、3チームずつ16のグループに分かれて総当たりで予選リーグを行い、各グループ1位の16チームが決勝トーナメントに進出する形式で行われた。
惜しくも予選リーグで敗れた 久留米AZALEA U12(福岡県久留米市)の百武理希君(小6・12歳)は、「1点も取ることができずに負けて悔しい。今度、同じチームと対戦した時は必ず勝ちたい。今 日、帰ってから練習します」とこの悔しさをバネに、あこがれのプロ選手になるための再起を語ってくれた。
予選リーグがすべて終了すると、決勝トーナメントに残ったチームの代表者によるリフティング大会も行われ、大会に花を添えた。リフティング大会に先立 ち、アビスパ福岡で活躍した山形恭平さんや中払大介さんのデモストレーションも行われ、大きな拍手が起きていた。
決勝トーナメントに残った16チームの中で、激戦を制したのは、IVAN Junior’s(福岡)だった。キャプテンのGK上田雄斗君(小6・12歳)は、「楽しかった。(決勝戦で)2点先制されたけど、逆転できると信じてプレーした。決勝大会では、優勝目指して頑張りたい」と振り返ってくれた。
決勝点を決めた水橋奏君(小6・11歳)は、「決勝ゴールを決めることができてうれしい。この勝利で自信がついた。決勝大会でも1位を目指します」と力強く誓ってくれた。
先制されても仲間を信じ、全員でゴールを目指した結果をこの大舞台で出すことができたIVAN Junior’s。9月16日(日曜日)に行われる各地区の優勝チームで競われる決勝大会でもその実力を示してほしい。
「EXILE CUP 2012」は、8月24日の中国・四国大会までの8地区で予選大会が行われる。これから、スペシャルサポーターを務めるEXILEのUSAのメッセージで もある「仲間とともに力を合わせる」プレーが各地で見られるだろう。
文=サカクラゲン