2012.07.19

宮間あや「内容を重視したい」/なでしこジャパン、フランス戦前日練習

 昨年のFIFA女子ワールドカップで優勝したなでしこジャパンは、ロンドン・オリンピック金メダル候補としてヨーロッパ入りをした。18人の登録メンバーと4人のバックアップメンバーには過度なプレッシャーもなく、緊張感とリラックスをうまく使い分け、今回のフランス合宿は密度の濃い練習をこなしている。

 フランス戦前日となった18日の練習は約1時間という軽めのメニューで終わった。前日の午後練習で激しい紅白戦を行ったこともあり、一部の選手には疲労の色も見られた。だが、総じて選手の顔には笑顔が多く、今の充実ぶりがうかがえる。佐々木則夫監督は練習後のミーティングで「君たちはここまでいいコンディションで来ている。志も素晴らしい。その中で戦うフランス代表は素晴らしい相手なので、五輪に向けていい試合にしてもらいたい」と話したという。

 フランスとは今大会で激突する可能性が高い。F組の日本が1次リーグを1位突破、G組のフランスが2位突破なら準々決勝で激突。佐々木監督は「勝負にこだわる」としながらも「チームのコンディションのベースがどのくらいかを見たい。守備のプレッシングやボールを持ったときのアタッキング、主導権を握られたときのミドルゾーンの守備の対応、大柄な選手がいる中でのセットプレーの対応など検証したい」と細かなポイントに区切って内容重視に比重を置いている。

 選手たちも同様のスタンスで、主将のMF宮間あやは「相手よりも自分たちがどれだけできるかを見たい。内容を重視したい」と冷静にフランス戦を位置づけている。

 その中で、11日の壮行試合・オーストラリア戦で4試合連続ゴールを決めたFW大儀見(旧姓・永里)優季は、日本女子として新記録となる国際Aマッチ5 試合連続ゴールに向けて強い気持ちで挑む。

 大儀見は、「私の本質はそこ(数字)ではないけど、記録的なものを残していかないと周りを納得させられない。目に見えるものを残さないと私がこだわってやっていることは評価されない」と意欲的なコメントを並べた。昨年のFIFA女子ワールドカップでは不振にあえぎ、レギュラーも失ったエースは周囲へのアプローチだけでなく、体幹を含めたトレーニングのやり方も変えて他の選手の信頼を取り戻した。その信頼をさらに強固なものにするために、まずはフランス戦で弾みをつけたいところだ。

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