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ヨルダン戦に臨む香川真司「コンディションはすごく良い状態」

 日本代表は7日、ブラジル・ワールドカップへの出場権を懸けたアジア最終予選のヨルダン戦(8日)に向けて、さいたま市内で調整を行った。

 調整後に日本代表MF香川真司が、ヨルダン戦に向けて以下のように語った。

「チームとして日に日に良くなっている感じだし、試合で出た課題も修正できている。僕自身もポジティブに1試合目の課題に取り組みながら2試合目を迎えられているので、そういう意味ではさらに良くなるんじゃないかなと思っている。今週の練習は基本的に調整が多かったから、ボールを持った時のイメージとしては、良い距離感でやること。あとはシュートにつながる仕掛けであったり、今日も含めてそういうことを意識してやってきた」

「明日に向けて今日、確認したことも、今までとそんなに変わることはない。ただ、攻守の切り替えであったり、攻めている時にセカンドボールを拾われたりした時、DFラインだったりボランチがしっかりリスクマネージメントをしないと、簡単にカウンターを食らってしまったので、そういうところは確認した。攻撃の中でもポジションニングの話は監督としたし、その中で自分自身も良いことだと思ったことは積極的にトライして自分が感じることは自分なりにやって、より前線に良い形でボールが入るように引き出していきたい」

「中盤でみんながもっと前に行くのと、自分が中に入って行くのは時と場合によるけど、動きながらプレーしたい。逆サイドにいる時、オマーン戦ではサイドに張っているシーンが多かったけど、どんどんボールに絡んでいきたい。ワイドに開いてチャンスになるんであればどんどん開いてボールを受けるし、1対1で仕掛けられる。ペナルティエリアの角辺りで受けられれば、(長友)佑都が上がってきて2対1を作ったり、中に切れ込んでシュートであったり(本田)圭佑くんとワンツーであったり、いろんなバリエーションを作れるので、そこでいかにボールをもらえるか。もちろんラインは引かれると思うけど、そこに入っていければ良いのかなと思う」

「監督からはボールサイドにある時はオマーン戦のアシストみたいな形で組み立てて欲しいと言われたし、ボールのないところではよりゴールに近いところでボールを受けろと言われたので、そこは明日、意識してやりたい。明日は最初からどんどんボールに絡んでいきたい。オマーン戦は最初、なかなかボールに絡めなくて試合のリズムに入りにくかったので、明日は最初から試合に入れるように、良い形でボールを触れれば90分を通して楽に戦えると思う」

「オマーン戦は運動量の面では前線の動きは少ない方だったと思う。そういう意味でもっと動きの質を上げたい。あとはなるべく引いて受けないよう、ゴール前で我慢してボールを受けられるように引き出したり、ボランチとの距離をより短くしていきたい。そこが長くなっちゃうと難しい。もう1つ前でボランチが仕事ができたり、パスを出せれば、僕らももう少し仕事ができると思うので、そういうのはヤットさん(遠藤保仁)だったりと試合前に話したりしてやっていけたらいいと思う。低い位置で仕掛けても難しいと思うし、リスクを伴うので、そういう意味でもっと前でやれるように。あとはオマーン戦は気候の問題だったり、湿度だったり、そういうので重さを感じた。でも1試合やったことで良いコンディションになってきていると思う。明日は湿度が上がらないことを祈る」

「アジアカップの時のヨルダンの記憶はあんまりない。ただ、あの時も初戦でチームとして形が見えない中でいろんな問題があったから。そういう難しさがあったと感じる。今はオマーン戦とやって初戦も終えたし、勝ちきれたチームとして気持ち的には良い状態で入れそう。コンディションもすごく良い状態だし、そういう意味では明日は行けるかなと思う」

[写真]=山口剛生

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