2012.06.03

ザッケローニ監督、日本の生命線は「オフザボールの動き」/オマーン戦

 日本代表は3日、ブラジル・ワールドカップへの出場権を懸けたアジア最終予選の初戦でオマーン代表と対戦し、本田圭佑らの得点で3−0と快勝した。

 日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ監督は、試合後の会見で以下のように語った。

「試合前には、速いリズムでプレーしようという話をした。このチームの能力が生かせるのは、リズムが速いときだ。パスの距離感が2、3メートルではなく、15メートルくらいで、オフザボールの動きがきちんとできているときに、いいプレーが出る。ハーフタイムにも、引き続きオフザボールの動きを止めずにプレーしろという話をした。その指示どおりに動いてくれて、非常に満足している」

「先制した後、リズムは確かに落ちたが、前半の全体を通して見るとそれほど悪くなかったと思う。ただ、このチームの選手たちの能力を考えれば、前半で試合を決めてもよかったのかなとも思う。リズムが落ちた要因としては、先制したことでオマーンがあの段階から前がかりになるのではないかと、選手たちが探りな がらプレーしていたからではないかと思う。しかしオマーンは前がかりにならず、我々は自分たちでスペースを見つけるしかなかったので、ハーフタイムには継続してスペースを作る動きをしてくれと話した」

「この試合にあたり、メンタルとフィジカルの調整がうまく合うか心配していたが、選手たちはこの試合の大切さをよく理解していたので、いい形でゲームに入ることができた。試合のほとんどの時間を自分たちのリズムでプレーできた。我々としては、チームのコンセプトができてきている段階なので、今後もメンタルとフィジカルをどう合わせていくかが大切になってくる。結果とシュート数だけを見れば簡単な試合に捉えられがちだが、オマーンは3次予選の後半を無失点で切り抜けてきているチームだ。そうした相手にこれだけ勝てたのは素晴らしいと思う」

[写真]=足立雅史

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