U-23日本代表は14日、ロンドン・オリンピックへの出場権を懸けたアジア最終予選の最終戦でU-23バーレーン代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。
U-23バーレーン代表のピーター・ジョン・テーラー監督は試合後の記者会見で以下のように語っている。
「日本の五輪出場決定を祝福します。関塚監督には、『ロンドンで楽しんできて』と伝えました」
「グループリーグで日本とのアウェー戦が一番厳しい戦いになると予想していましたが、まさにそのとおりでした。予想通り大観衆の中でプレーすることになり、チームは神経質になり、ボールをすぐに奪われてしまった。自分たちを信じる心が足りなかったと思う」
「(バーレーンの)選手たちは試合開始からゲームを楽しんでいた。この経験から多くのことを学べたと思います。しかし、現時点では日本のほうが上。日本は冷静にボールをコントロールし、パスを回していた。バーレーンにもその能力はあるが、0-2以降になってからでした。我々は5-0で勝たなければならなかったので、既に負け試合となっていた。我々は最初から最大限の力を発揮できるようにならないといけない」
「アジアのレベルは上がっている。私のチームメートだったオズワルド・アルディレスも『日本代表のレベルは上がっている』と話していた。良いリーグがあるので、そこから実力が上がっていく。バーレーンはそういった競争環境が足りない。日本はレベルを上げる要素がそろっている。ロンドンで日本が優勝できるかは分からないが、このまま力を注いでいければ確実にレベルアップしていくと思う」
[写真]=足立雅史