大宮は25日、DF塚本泰史がアンバサダーに就任することを発表した。
塚本はアンバサダー就任の際に、クラブを通してコメントを発表している。
「自分の『もう一度ピッチに立ちたい』という気持ちのために、リハビリを続けていける環境を作って頂いた、クラブの代表はじめ、関わるすべてのみなさまに感謝したいと思います。そして、これまで自分をサポートしてくれたアルディージャのサポーターのみなさま、また、垣根を越えて声援をしてくださった全国のみなさまにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
「大宮アルディージャのアンバサダーという大役に就任するからには、世の中のみなさんにより一層アルディージャの『家族的』な魅力を積極的に伝えていければと思っております。また、自分はこれまでみなさんに支えられてきましたが、これからは自分も誰かの支えになれるような人間になるために、しっかりと活動 してまいります。今後とも大宮アルディージャ、そして大宮アルディージャ大使(泰史)をよろしくおねがいします」
塚本は浦和東高校、駒澤大学を経て、2008年に大宮に加入。2010年のメディカルチェックで右大腿骨骨肉腫が発覚し、同年3月に人工関節を移植する手術を受けていた。
手術後も選手復帰に向けリハビリを続けていたが、2012シーズンの選手契約は更改されなかった。しかし、クラブ側は今後もサポートを続けていくことを発表していた。
なおアンバサダーの活動内容は、クラブの公式行事への参加やホームタウン活動、クラブの広報活動等となっている。