U-23日本代表の関塚隆監督は23日、来月5日に行われるロンドン・オリンピックのアジア最終予選第4戦のシリア戦に臨むメンバー21名を発表した。
オリンピック出場権獲得を占うアウェーでの大一番に、権田修一(FC東京)や永井謙佑(名古屋)など主力メンバーが名を連ねる中、A代表帯同により第2戦のバーレーン戦、第3戦のシリア戦を欠場していた清武弘嗣(C大阪)が復帰。A代表でも活躍するエースが3試合ぶりにチームに戻ってくることになった。
しかし、清武は体調不良のため、グアム合宿に遅れて参加。コンディション面を不安視されているが、関塚監督は「やはり彼のところにボールが集まるし、チームにリズムが生まれる。そこを期待している」と全幅の信頼を寄せている。
現在、グループC首位の日本と2位シリアとの勝ち点差は3。シリアとの直接対決に勝利すれば、残り2試合で勝ち点差は6へと広がる。帰ってきたエースの活躍で、オリンピック出場の切符をほぼ手中に収めたいところだ。
[写真]=東和正