2012.01.22

松田さんと“マイアミの奇跡”を経験した川口「“戦友”だった」

 2011年8月に急性心筋梗塞により急逝した元日本代表DF松田直樹さんの追悼メモリアルゲームのNaoki Friends対横浜F・マリノス・OBが22日に日産スタジアムで開催された。試合は17分、安永聡太郎がループシュートを決めて横浜F・マリノス・OBが1-0で勝利している。

 試合後、松田さんを慕い集まったメンバーたちは以下のようにコメントした。

川口能活/横浜F・マリノス・OB
「思い出はいっぱいある。あいつとはサッカーの話ばかり。サッカーの話しかしなかった。最初は衝突するときもあったけど、だんだん衝突から信頼関係に変わってきて、彼と過ごした中で、スポットの思い出ではないですが、彼と少しずつ信頼関係を築いて“戦友”になっていったこと、その経緯が一番の思い出です」

「今日の試合は、彼の気持ちを伝えられた。1-0で勝ったのが、彼らしい勝ち方。守って隙を突いて勝ちに行くのが彼のスタイル。そのスタイルを表現できたと思う」

水沼貴史/横浜F・マリノス・OB監督
「みんな一生懸命にプレーしてくれた。今できる100パーセントを出してくれた。『マツを思うのはいいけど、わがままなプレーは駄目だ』と試合前は伝えました」

「後半は岡(岡山一成)を出して盛り上げました。本当に素晴らしいメモリアルゲームができた。集まってくれたお客さん、選手やスタッフのみんなに感謝しています」

井原正巳/横浜F・マリノス・OB
「マツのために多くの人が集まった。それだけ、彼を思う人がたくさんいるということだと思う。今日は『マツのために』、それだけがテーマだった」

「かつてプレーしたメンバーと顔を合わせて懐かしかったし、楽しくプレーできた。そして、たくさんのサポーターが来てくれた」

「(松田との一番の思い出は)代表から帰ってきてしまったこと。『代表はそんなものじゃない』と思いつつも、あいつらしいなと思った。マツは本当にスケールの大きな選手だった。マリノスにも後から入ってきて、いつの間にか僕を追い越していった。彼と一緒にやれて本当に良かった」

中澤佑二/横浜F・マリノス・OB
「一度にこれだけの人が集まることはそうそうないので、それがマツさんのすごいところだと思うし、マツさんの人柄が象徴されていると感じた」

「マツさんは、誰彼かまわず、直球勝負の人だった。直球で投げてくるし、直球で返しても大丈夫な人だった。本当に偉大なサッカー選手だと思う」

「来るもの拒まずみないな、器の大きい人。やんちゃだし、強い印象もあるけど、それはサッカーへの強い思いだから。何より、今日は朝に雨も降っていたし、寒い中、4万人も入れない。さすがです」

[写真]=足立雅史

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