15日に行われたブラジル・ワールドカップ(W杯)アジア3次予選で、北朝鮮に0-1で敗れた日本。22年ぶりとなった北朝鮮での試合を振り返り、日本代表選手たちがブログ上でそれぞれの想いをつづっている。
主将のヴォルフスブルクMF長谷部誠は、ピッチ内外でアウェーを感じることが多かったとしながらも、「真の強いチームとはそんな中でも勝つ事が出来るチームだと思います」とコメント。最終予選ではさらなる厳しい戦いが待っているとし、チームの成長を促している。
シュトゥットガルトFWの岡崎慎司は、「あの雰囲気、あの気迫、ラフかもしれないけど、俺らは引いてはいけなかった!さらに攻撃的に行く強さが必要やと感じた!」と問題点を挙げ、「この負けは忘れない!ただ日本は立ち止まらない! もちろん俺も!」と今後の戦いを見据えている。
リールスGKの川島永嗣は、「今までにないくらいアウェーでの戦いでした」と北朝鮮の異様な雰囲気を認めたものの、最終予選に向けてこの敗戦を糧にしなければならないとし、「どんな試合も、終わってしまえば取り返すことはできないし、ピッチの上ではどんな言い訳も通用しませんからね」とコメント。
C大阪MFの清武弘嗣は、「この2試合(タジキスタン戦を含む)は自分にとって、本当にいい経験になりました」とし、フィテッセDFの安田理大も、「今ままでに経験したことがない様なアウェーを経験できた」と感想をつづっている。
過酷なアウェー戦を体験した日本。この経験を最終予選の戦いに生かしていきたいところだ。
[写真]=足立雅史