2014ブラジル・ワールドカップのアジア3次予選、タジキスタン戦(11月11日/アウェー)と北朝鮮戦(同15日/アウェー)に臨む日本代表のメンバーが発表された。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、選出したメンバーについての見解を語っている。
「(前田遼一の復帰について)全体のバランスを考えて選択をした。前田は代表で貢献しているし、これからも貢献してくれるはず。8月の合宿の期間で彼が招集できず、他の選手が活躍し、少し離れていたがチャンスがあれば呼ぶつもりだった。FWはそれぞれタイプが異なる。バリエーションを持っていたい。バランスをとりながら結果を出していきたい」
「(内田篤人の復帰について)グループに戻ってトレーニングを開始してから時間が経っているし、ここ2試合ともベンチ入りしている。しかも、フィジカルの問題ではなく、テクニカルチョイスでベンチだったと聞いている。1カ月しか試合を離れていないし、彼自身多くの試合をこなしているので心配していない」
「(清武弘嗣と原口元気の招集について)2人はクオリティーがあり伸びしろがある選手。出場するか否かに関わらず、レベルの高い選手とともにして成長を促進させたい。クラブで非常に成長している中で、A代表を経験することで、さらなる成長を願っている。将来的にはもっとやってほしいし、今日よりも明日に期待する存在の2人だ」
[写真]=足立雅史