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DHLジャパンのトークショーに日英の“赤い悪魔OB”が登場…語られた引退後とマンU栄光の舞台裏

DHLジャパン主催のトークショーにブライアン・ロブソン氏(左)、鈴木啓太氏(中央)、ロニー・ヨンセン氏(右)が登場した

 11月25日、サッカーキングが配信するネット番組『サッカーキング ハーフ・タイム』に、現役時代、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したブライアン・ロブソン氏とロニー・ヨンセン氏が生出演。さらに、浦和レッズOBの鈴木啓太氏も登場し、『DHLジャパン株式会社presentsレジェンドトークショー』を開催した。

トークショーの模様は『サッカーキング ハーフ・タイム』にて生放送された

トークショーの模様は『サッカーキング ハーフ・タイム』にて生放送された

 鈴木氏は昨年現役を引退し、現在はJリーグの解説など、ピッチ外に活躍の場を移している。引退後に過ごした“1年”について、「選手の時間って『本当に貴重だったな』って思いますね。ピッチの外に出てみて『戻りたい』とは思わないですけど、大切な時間だったと思います。コンディション不良で引退することになりましたけど、『サッカー選手には長くピッチで活躍してほしいな』っていう思いが外から見ると湧いてきます」と語った。

 さらに、「色々とチャレンジして、最終的にはサッカー界に還元できるように勉強している」という鈴木氏は、サッカー以外の活動も多く行っている。その1つが選手のフィジカルコンディションをケアする事業だ。今年、自身で会社を設立すると、“腸内フローラの解析”をフィーチャーして、スポーツドクターとともにアスリートのパフォーマンス向上を目指している。

「“腸内環境を整える”ということで、アスリートの腸内解析の事業をやらせていただいたり、サッカースクールとか、トークショー、それから、自分としては今は“仕事”というよりも“学びの時間”かなと思っているので、色々なところで色々な方たちと話をさせてもらっています」

 様々なことに挑戦し、新たな形でサッカー界への恩返しを目指す鈴木氏だが、今後の目標については、「何年間かしっかりとサッカーを外から見たり、学んでサッカー界に戻りたいなと」と語る一方、「監督とかコーチというのは僕の中ではまだプランにないというか…、どの仕事もストレスがかかるものだと思うんですけど、現場というのはものすごくストレスがかかるので。できれば外側サポートしたいなと思っています(笑)」と、即時の現場復帰は否定した。

鈴木啓太氏は、引退後の活動について「色々とチャレンジして、最終的にはサッカー界に還元できるように勉強している」と語った

鈴木啓太氏は、引退後の活動について「色々とチャレンジして、最終的にはサッカー界に還元できるように勉強している」と語った

 番組中盤には、ロブソン氏とヨンセン氏が、FAカップの優勝杯とともに登場した。

 ロブソン氏は1982年にマンチェスター・Uに移籍。センターハーフとして豊富な運動量と高い得点能力で中盤に君臨した。さらに、クラブとイングランド代表でキャプテンを務めると、そのキャプテンシーからデイビット・ベッカムに「憧れの選手」と称されたことでも有名だ。一方、1996年にマンチェスター・Uに加入したヨンセン氏は、1年目にプレミアリーグタイトルを獲得。1998ー99年シーズンには、リーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)を制し、リーグ史上初の“三冠”を達成している。

 そんなマンチェスター・U栄光の歴史を知る両氏は、現在のチームの中心を担うウェイン・ルーニーや、自身の現役時代のエピソードを語った。

 ロブソン氏とルーニーは共にマンチェスター・Uとイングランド代表でキャプテンを務めるなど、共通点が多い。ロブソン氏はルーニーの実力を、「歴代のマンチェスター・Uの選手の中でも、最も優れた選手だと思います。素晴らしい得点数ですし、今までの多くの記録を残しています。彼は今まで挙げてきた得点数に匹敵する選手だと思います」と高く評価している。

 一方のヨンセン氏は、マンチェスター・Uを退団後、アストン・ヴィラに2シーズン在籍。その当時、エバートンに所属していた16歳のルーニーと対戦経験がある。当時についてヨンセン氏は、「ルーニーは本当に素晴らしい選手です。彼が16歳の時に1度試合をしたことがあります。16歳で完成した選手は世界にもなかなかいないと思いますが、16歳でもルーニーはすごかった」と語った。

番組中盤からはマンチェスター・Uのレジェンド、ブライアン・ロブソン氏(左)とロニー・ヨンセン氏(右)が登場した

番組中盤からはマンチェスター・Uのレジェンド、ブライアン・ロブソン氏(左)とロニー・ヨンセン氏(右)が登場した

 マンチェスター・Uといえば、“背番号7”の存在も忘れてはならない。ロブソン氏はサッカー史において特別な存在とも言えるこの番号を背負った選手の1人だ。

「(マンUに加入する前のチームでは)色々な背番号を着けていましたが、“7番”という番号を着けてからは運気が上がりました。私にとって幸運をくれる番号だと思います」

 ロブソン氏が背負った“ラッキー7”は、以降、マンチェスター・Uの象徴となり、エリック・カントナ、ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドら、世界を代表する名選手に受け継がれてきた。

 一方、ヨンセン氏はリーグ史上初の三冠達成について当時を振り返った。1998-99年シーズン、マンチェスター・Uはアンディ・コール、ドワイト・ヨーク、ライアン・ギグス、ベッカム、ピーター・シュマイケルらスター選手を要し、リーグとFAカップ、そしてCLを制した。

「素晴らしい1年でしたが、厳しい試合が続いた1年でもありました。素晴らしい選手と素晴らしい監督にも恵まれ、クラブと選手に強い信念が生まれていた。だからあれだけ厳しい試合を戦い続けられたと思います。リーグも最終戦まで優勝が決まりませんでした。FAカップも厳しい試合の中トーナメントを勝ち上がりました。本当に厳しい1年だったと思います」

 ヨンセン氏のこの言葉が最も体現された一戦は、CL決勝戦だろう。バイエルン・ミュンヘンとの顔合わせとなった試合は、前半6分に先制を許す苦しい立ち上がりとなる。以降、相手ゴールマウスをこじ開けるには至らず、試合は後半ロスタイムへ突入した。それでも、この絶体絶命の窮地の中、2度のコーナーキックから、テディ・シェリンガムとオーレ・グンナー・スールシャールが立て続けにゴールを奪い逆転に成功。途中出場の2人がロスタイムに得点し、ヨーロッパ王者に輝いたこの一戦は、“カンプ・ノウの奇跡”として今でも語り草になっている。

“生きる伝説”とも呼ぶべき2人のレジェンドのストーリーを聞いた鈴木氏は、番組の最後に「こういう機会にレジェンドたちと一緒に舞台に立たせていただいてすごくありがたいです。マンチェスター・Uの話を聞いて、浦和レッズ、Jリーグがこうしたパッションに溢れたクラブになってくれたらいいなと思いました」と感想を述べた。

 今回このトークイベントを主催したDHLではマンチェスターユナイテッドを力強く応援している。DHLの詳しい情報を公開している特設サイトはこちらから!→(http://www.dhl-in-motion.com/sports/manchester-united

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