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「FOOTISTA」ってどんなゲーム? その疑問に答えます!

2019.02.21

「この先の、さらなる10年へ。すべての“蹴球王”(FOOTISTA)へ捧ぐ」。そんな言葉とともにティザー動画が公開されたのは、昨年7月のこと。15年以上にわたって愛されてきた『WORLD CLUB Champion Football』(以下、『WCCF』)が生まれ変わるというのだから、気になっているサッカーファンも多いことだろう。そんなあなたに、『WCCF FOOTISTA 2019』(以下、『FOOTISTA』)の基礎知識をお届けしよう。
※『ワールドサッカーキング』2019年3月号に掲載された記事を再編集したものです
※ゲーム画面は開発中のものです

【PART1】まずはここから。FOOTISTAの基礎知識

ーーゲームはどんな流れで進行する? 試合にはどんな種類があるの?

■ゲームの流れ

1.ストーリー


プレイヤーは新設されたクラブチームの監督に就任し、上位リーグへの昇格を目指すことになる。これまでの『WCCF』にはなかったストーリーパートがプレイヤーの気持ちを盛り上げてくれる。

2.スカウト


クレジットを消費することで選手をスカウトすることができる。ここでスカウトした選手を実物のカードとして印刷するか、デジタルカードとしてデータ上に保存するにとどめるかはプレイヤー次第だ。

3.試合


スターティングメンバーと控えメンバー、合わせて16枚のカードを使って試合に挑む。試合時間が長くなった『FOOTISTA』では、『WCCF』以上にプレイヤー同士の駆け引きが重要視される。

4.育成


試合の結果に応じて、選手や監督(プレイヤー)に経験値がたまっていく。経験値が上限になった選手カードはレアリティがアップし、能力やデザインが変わった新カードとして印刷できるようになる。

5.カード排出


試合前に選手をスカウトし、実物のカードとして印刷することを選んだ場合、プレイ終了後に筐体からカードが排出される。カード化した選手は次のプレイからチームに加えることが可能だ。

■試合の種類

リーグ戦


「LOCAL LEAGUE」はCPU戦、「DOMESTIC LEAGUE」以降は対人戦。さまざまな登場人物が織りなすストーリーを体験しながら、最上位リーグでの優勝を目指す。

カップ戦


すべてCPU戦。複数のカップ戦で優勝し、当該エリアを制覇すると報酬としてデジタルカードが入手できる。また、カップ戦ごとに特定の選手に多く経験値が入るボーナスもある。

フレンドリーマッチ


他プレイヤーとの対戦ができる。あらかじめ設定した番号を入力すれば、離れた場所にいても対戦が可能だ。ここでも監督や選手の経験値、ゲーム内通貨を獲得できる。

【PART2】FOOTISTAの魅力って?

ーー『WCCF』ファンも安心して遊べる? 『FOOTISTA』ならではの魅力は?

■『WCCF』から継承された魅力

1.カードのコレクション性

 物質的なカードが手に入るというのは、『WCCF』のようなトレーディングカードアーケードゲームがもつ最大の強みだ。その基本コンセプトは『FOOTISTA』にも継承されている。『FOOTISTA』は筐体内でリアルタイムにカードを印刷する「オンデマンド印刷」の方式をとるため、カードの品質を不安視する声もあったが、そのクオリティは『WCCF』と遜色ない。さらに、『WCCF』のカードが順次『FOOTISTA』で使用可能になるという点も、カードコレクションを重視するプレイヤーにとってうれしいポイントだろう。

オンデマンド印刷になっても、高レアリティカードのリッチな表現は変わらず。『WCCF』では表面に選手の能力値やスキル名などが表示されていたが、『FOOTISTA』では裏面に情報がまとめられた

2.シンプルな操作性


『FOOTISTA』は、『WCCF』以上に試合中の“駆け引き”を重視している。そのため、対人戦ではプレイヤーは互いの思考を読み合う頭脳戦に挑むことになるが、その操作方法は『WCCF』同様、非常にシンプルだ。筐体の盤面にカードを並べれば、それが自身のチームのスカッドとなり、フォーメーションとなる。チャンスの場面で「シュート」ボタン、ピンチを迎えれば「GK飛び出し」ボタンを押すというのも、『WCCF』から変更はない。

■FOOTISTAで新たに加わった魅力

1.試合中の駆け引き

 試合の勝敗を分ける要素として、新たに搭載されたのが「ホットライン」と「マンマーク」だ。「ホットライン」は攻撃の起点となる選手を最大3人まで指名することができるというもので、攻撃時はこの「ホットライン」や選手固有の「スキル」を使いながら相手の守備を崩していく。一方で守備側は、「マンマーク」や守備系の「スキル」を使ってこれに対抗する。「マンマーク」を指示した選手は、最も近い位置にいる相手選手をマークするようになるが、「マンマーク」発動中の選手が相手の「ホットライン」の選手からボールを奪うと、「ホットライン」は強制解除(ブレイク)される。守備系の「スキル」も同様で、発動中の選手がボールを奪うと、相手選手の「スキル」を強制解除(ブレイク)することができる。
 つまり、攻撃側はいかに相手に読まれないように「ホットライン」を結ぶかを考え、守備側は「相手がどこにホットラインを結び」、「どの選手がスキルを発動しているか」を推測しながら解除を狙っていく、という構図だ。こうしたプレイヤー同士の“駆け引き”を実現させるために、『FOOTISTA』は『WCCF』以上にさまざまな情報が可視化されるようになった。

攻撃|ホットライン

「ホットライン」を結んで「ホットライン重視」ボタンを押すことで、選手が「ホットライン」へのパスを積極的に行うようになる

守備|マンマーク

守備側は相手の「ホットライン」がどこに結ばれているかを推察し、「マンマーク」を使って強制解除を試みる

2.オンデマンド印刷を生かした新要素

『FOOTISTA』が「オンデマンド印刷」の方式をとることは先述のとおりだ。このオンデマンド印刷を使った新たな“遊び”も用意されている。まずはカップ戦の報酬として特定の選手のカードが手に入るというもの。あらかじめ印刷されたカードが筐体にセットされていた『WCCF』では実現できなかった要素だ。そして、『プレイヤーズサイト』と呼ばれるゲームと連動したWEBサイトで選手カードが配信されることが決まっているほか、遠く離れたプレイヤー同士でも簡単にカードのトレードができるようになる。これらもデジタル上でカードのデータをやり取りできる今作ならではの機能だ。

上の画像の場合、カップ戦のランク制覇、全エリア制覇の報酬としてセルジ・ロベルトやディエゴ・ゴディンのカードが入手できる

『WCCF』における「WCCF.NET」にあたる「プレイヤーズサイト」。稼働後はここに1日1回、選手が配信され、ゲーセンに行かずとも『FOOTISTA』のコンテンツに触れられる

3.没入感が増した筐体

 2002年の誕生以降、『WCCF』の筐体には大きな変更は加えられてこなかったが、『FOOTISTA』の筐体はガラリと印象を変えた。まず目につくのは屋根と外枠が設置されたこと。これにより、ゲームへの没入感が高まった。さらに、ゴール時にはプレイヤーのチームカラーに合わせてLEDが光るなど、スタジアムさながらの演出も用意されている。新たにヘッドホン端子、スマホ充電用のUSB端子がついたこともポイントだ。

囲いによって他プレイヤーの視線が気にならなくなったことも、デビューを考える初心者にはプラスポイントだろう

WCCF FOOTISTA 2019

稼働開始日:2019年3月14日
ジャンル:トレーディングカードアーケードゲーム
メーカー:セガ・インタラクティブ
公式サイト:https://www.footista.jp/teaser/
©SEGA ©Panini S.p.A. All Rights Reserved. The game is made by Sega in association with Panini.

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