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長谷部が先輩から学んだ試合への心構え「楢さんや俊さんの姿も見てきた」

2014.06.13

試合への心構えを語った長谷部[写真}=Getty Images

 ついに開幕したブラジル・ワールドカップのピッチに立つMF長谷部誠が、前回大会での経験をもとに、今の日本代表チームについて自身の考えを明かした。12日発売の『サムライサッカーキング7月号』に掲載されている。
 
 長谷部は2008年6月3日、南アフリカW杯アジア3次予選のオマーン戦でMF遠藤保仁とダブルボランチに指名されて以来、不動のコンビとされてきた。しかし、今回初招集のMF山口蛍、MF青山敏弘の台頭によりスタメン争いは激しさを増している。加えて、グループリーグ突破後の長期戦を見据えると、体力の消耗が激しいポジションでは4人全員がフル稼働となることが予想される。
 
 長谷部は、「自分の中でスタメンじゃないイメージというのは、あまりしないですね。でも、それはもちろん、それぐらいの気持ちで臨んでいるということであって。前回大会の時も、例えば楢崎(正剛)さんであったり、俊さん(中村俊輔)であったり、そういう人たちが直前で先発メンバーから外れて、その中での彼らの振る舞いも見ているわけですから、もし僕がそうなったとしても、問題なく準備をして試合に臨めると思っています」と、試合に臨む心構えを語った。
 
 さらに4年前のチームと比べ、「個々の選手たちがいろいろな経験をして、個のレベルも上がってきていると思います。その強烈な個、ハイレベルな個が、チームとして一つの方向に向かえているので、とにかく大会を迎えるのが楽しみだなと思っています。自分たちが、自分たち自身に期待をしているというか、そういうものは強く感じていますね」と成長に手応えを見せた。
  

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