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EAFF15周年記念シンポジウム開催「東アジアから新しいサッカーを想像」

2017.12.07

 EAFF E-1サッカー選手権2017の開幕を翌日に控えた7日、「東アジアサッカー連盟設立15周年記念シンポジウム」が都内で開かれた。FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏、AFC会長のサルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール=ハリーファ氏がVTRで登場。続いて、日本サッカー協会会長及び東アジアサッカー連盟の会長も担う田嶋幸三氏による英語での基調講演が行われた

 EAFF未来宣言では、中国、チャイニーズ・タイペイ、グアム、香港、日本、北朝鮮、韓国、マカオ、モンゴル、北マリアナ諸島の加盟10協会の代表が登壇。「Creating New Football」と記されたサッカーボールに全員が署名し、未来へ向けた約束を読み上げられ「東アジアから、新しいサッカーを想像」することを誓った。

 また、同シンポジウムでは東アジアサッカー連盟とASEANサッカー連盟のパートナーシップが発表。基本合意書が交換された。

 イベント後半では「サッカー世界一に向けての東アジア戦略会議」をテーマにパネルディスカッションを開催。東アジアカップの優勝を経て、2011年になでしこジャパンをワールドカップ優勝に導いた佐々木則夫元監督、元日本代表キャプテンの宮本恒靖氏、中国代表を東アジアチャンピオンに導いたジュ・グァンフー氏、元韓国代表監督で選手として日本でも長く活躍した洪明甫氏、名古屋グランパスや大宮アルディージャなどでプレーした元北朝鮮代表の安英学氏が参加。チーム強化のために必要なこと、各国で不足している部分、中国サッカー事情について、東アジアにおけるサッカー交流など、多くの意見がかわされた。

 東アジアサッカー連盟主催によるEAFF E-1サッカー選手権は、女子が8日にフクダ電子アリーナで、男子が翌9日に味の素スタジアムで開幕を迎える。

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