6月26日(金)にヨーロッパトップのスカウト達によるワールドトライアルカンファレンス2015が東京都八丁堀にて開催されます。
イタリアセリエAのトリノ、元マケドニア代表監督、バルサとレアルでプレーする息子を育てた元Jリーガーなどヨーロッパトップのスカウト達に知られざるヨーロッパのマーケットを激白していただきます。
サッカークラブ運営者、指導者、ジャーナリスト、メディア関係者、海外でのプレーを目指している選手の皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。
MC 長谷川 ゆう
パトリック・パヌッチ(FCトリノ スカウト)
このクラブスカウトとしてクリスティアン・パヌッチ(元イタリア代表:現リヴォルノ監督)の実の兄であるパトリックパヌッチ氏がトリノのスカウトとして来日。彼自身もプロ選手としての功績を残しており、97-98シーズンには、当時セリエBの中田選手の所属した事もあるPerugiaでも選手としてプレーをしたほか、セリエCなど各地を渡り歩いた。
そして、現在はTorinoのスカウトマンとして選手の育成と獲得に励んでおり、チームマネージャーとしての資格も持っているため、近い将来プロクラブのGMを務める事は間違いない。
現役時代からディフェンダーとして知的なプレーをしていた事でも有名で、弟のクリスティアン同様、現在は頭脳派の分析で選手の獲得に励んでいる。
ドラガン・カナトロフスキ(元マケドニア代表監督)
現役時代はユーゴスラビア、マケドニア代表のMFとしてプレーした経歴をもつ。
ユーゴスラビア代表時代はイビチャオシム氏の元でプレーした。
クラブでは旧ユーゴスラビアのレッドスターベオグラード、スペインのデポルティボラコルーニャなどの名門クラブでプレーし、レッドスターベオグラード時代には国内リーグ優勝、UEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)出場を果たし、ピクシーことドラガンストイコビッチ氏、デヤンとともにプレーした。
現役引退後、マケドニア国内の強豪FK Podebaにて監督業を始め、1999〜2001年、2003〜2005年と2度マケドニア代表監督に就任。
元インテルミラノやラツィオでもプレーしたゴラン・パンデフ、元ベガルタ仙台でもプレーしたゴッツェ・セドロスキーなど多くの国外で活躍する代表選手を指導した。
その後はマケドニア、ブルガリア、セルビアなどの1部リーグのクラブの監督を歴任。
ヨーロッパ全土にコネクションをもち、特にセルビア、マケドニア、ブルガリアなど東欧のクラブに強いパイプを持つ。
ボバン・バブンスキ(元マケドニア代表監督)
1991年にイビチャ・オシム監督の下、ユーゴスラビア代表に選出され、2試合に出場。
連邦崩壊後はマケドニア代表として23試合に出場し、代表キャプテンも務めた。1996年シーズン途中に、ヨジップ・クゼ監督の招きでスペイン2部・UEリェイダからガンバ大阪に加入。1997年はパトリック・エムボマらと躍進を支え、ガンバでは主にスリーバックのリベロとしてプレーした。
2001年に引退後はマケドニア代表のコーチを経て、2005年8月からは解任されたスロボダン・サントラツ監督の後を受け、2006年2月までマケドニア代表の暫定監督を務めた。その後、FKラボトニツキの監督に就任し、3年間指揮を執る。
現在はマケドニアサッカー協会の育成部門の責任者としても働き、U-21欧州選手権出場を目指すU-21マケドニア代表を率いている。 2人の息子はバブンスキ兄弟として有名なサッカー選手であり、兄のダビドはFCバルセロナ、弟のドリアンはレアル・マドリードの下部組織にそれぞれ所属している。
現在居住しているスペインはじめ、ヨーロッパ全土にコネクションをもつ。
マリオ・イブキッチ(L&Fマネージメントグループ)
ユース年代はスロベニアのクラブにてプレーし現在はオーストリア4部リーグでプレーする。
スロベニアのトップアカデミーのコーチ経験があり、選手としてプレーする傍ら、L&Fマネージメントグループにてチーフスカウトとして多くのヤングプレーヤーを発掘している。