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圧巻の2発! 主将ポドルスキが神戸を救う…小川航基は待望のリーグ戦初ゴール/J1第31節

2018.11.04

ポドルスキ(左)は2得点で勝利に貢献 [写真]=J.LEAGUE、Getty Images

 2日から4日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第31節で活躍した3人の選手を紹介する。

小川航基

[写真]=J.LEAGUE


生年月日:1997年8月8日(21歳)
身長・体重:186cm・78kg
出身地:神奈川県

所属クラブ:ジュビロ磐田
ポジション:FW
背番号:18
利き足:右
経歴:大豆戸FC→桐光学園高→ジュビロ磐田

第31節:ジュビロ磐田 3-2 サンフレッチェ広島

高校ナンバーワンストライカーと謳われながらも、ルーキーイヤーのリーグ戦出場数はゼロ。プロ2年目の昨季は左ひざの前十字じん帯断裂および半月板損傷でリハビリに大半の時間を費やした。そして迎えた今節、待望のリーグ戦初ゴールを決める。2-2で迎えた後半アディショナルタイム、エリア内で高橋祥平が倒されてPKを獲得。決めればJ1残留に大きく前進できる重要な場面でキッカーに名乗り出た。プレッシャーがかかる局面ながら冷静にGKの逆を突き、渾身のガッツポーズ。記念すべきリーグ戦初得点は磐田を勝利に導く一発となった。

ルーカス・ポドルスキ

[写真]=J.LEAGUE

生年月日:1985年6月4日(33歳)
身長・体重:180cm・80kg
出身地:ドイツ

所属クラブ:ヴィッセル神戸
ポジション:FW
背番号:10
利き足:左
経歴:ケルン(ドイツ)→バイエルン(ドイツ)→ケルン(ドイツ)→アーセナル(イングランド)→インテル(イタリア)→ガラタサライ(トルコ)→ヴィッセル神戸

第31節:名古屋グランパス 1-2 ヴィッセル神戸

一時はACL出場圏内も狙える位置にいたが、8月中旬から白星に見放され、気付けば残留争いの先頭集団に。8試合ぶりの勝利を懸けて挑んだ名古屋戦、元ドイツ代表の頼れるキャプテンが気を吐いた。まずは10分、イニエスタからのループパスに反応しジャンピングボレー。そして同点で迎えた85分、相手のタイトなマークをものともせずにドリブルで切れ込むと、左足で豪快なシュート。これがネットに突き刺さり、この試合の決勝点に。イニエスタとの“黄金コンビ”、さらに世界クラスの個人技でゴールをこじ開け、勝利の立役者となった。

藤春廣輝

[写真]=Getty Images

生年月日:1988年11月28日(29歳)
身長・体重:175cm・60kg
出身地:大阪府

所属クラブ:ガンバ大阪
ポジション:DF
背番号:4
利き足:左
経歴:クサカSS→EXE 90FC→東海大仰星高→大阪体育大→ガンバ大阪

第31節:浦和レッズ 1-3 ガンバ大阪

前半はストロングポイントであるファン・ウィジョ&アデミウソンの強力2トップが完全に封じ込まれ、持ち味のオーバーラップも鳴りを潜めた。後半に入ると中盤2列目の左サイドに入る倉田秋がやや中央寄りのポジションを取り、攻撃の起点になる。その左サイドの空いたスペースを上手く利用したのが藤春だ。69分には相手陣内の高い位置でボールを奪うと、スプリントで一気にゴール前へ。深い位置での折り返しをアデミウソンが決め、アシストを記録した。その後も途絶えることなく上下動を繰り返し、攻守に躍動。7連勝に貢献した。

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