トレードでの移籍が噂されるデ・ヘア(左)とクロース (右)[写真]=Getty Images
マンチェスター・Uが、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの獲得を狙っているレアル・マドリードに対して、ドイツ代表MFトニ・クロースの譲渡を希望していると、12日付のイギリス紙『インディペンデント』が報じた。
現在26歳のデ・ヘアは、今シーズン終了後に生まれ育った町であるマドリードに戻ると伝えられている。レアル・マドリードは2015-16シーズンも同選手の獲得に迫ったが、移籍期間内に書類の提出が間に合わず、破談に終わっていた。
マンチェスター・Uはデ・ヘアの移籍に備え、新たなGKの確保に動いているようだ。その候補はインテルの元スロヴェニア代表GKサミール・ハンダノヴィッチとミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマであると報道されている。一方のレアル・マドリードは、デ・ヘアだけでなくチェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワもリストアップしているという。
マンチェスター・Uは、デ・ヘア移籍をレアル・マドリードに容認した場合、金銭だけでなくトレード移籍を狙っている模様。マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、MF陣の刷新を望んでいると報道されており、トレードの希望として伝えられているのがクロースである。また同監督は、ブラジル代表MFカゼミーロにも関心を示しているが、レアル・マドリード側はカゼミーロをトレード要員として放出するつもりはないようだ。
By サッカーキング編集部
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