インタビュー・文=松岡寛人 写真提供=NIKE
泥を弾く新技術を備えた新型ソール『ナイキ アンティクロッグ トラクション』。悪天候時やピッチコンディションが良くない状況でもグリップ力が低下することなく、快適なプレーを可能にする。この『アンティ クロッグ トラクション』を搭載した『ティエンポ』を着用する浦和レッズDF遠藤航に、その機能性とトラクションの重要性を聞いた。
――チャンピオンシップ(以下CS)決勝を目前に控える中、愛用のティエンポに新型のアウトソール(アンティ クロッグ トラクション)を搭載したモデルが登場しました。
泥や芝が付きにくいソールと聞いて、さっそくゲームで履いてみたのですが、ポイントの間にほとんど芝が絡まなかったので驚きました。
――プレー中にスパイクのトラクションを意識することはありますか?
僕はDFなので、必然的に相手のボールを取りに行ったり、相手の切り返しについて行く動作が多くなります。素早く切り返すには、地面をしっかりとポイントで捉える必要があるので、自然と意識していると思います。
――ポジション的にも重要性は高いということですね。
そうですね。相手FWとの一対一の場面でスリップした場合、失点につながってしまう可能性もあります。ミスが許されないポジションという意味でも、踏ん張りが効くかどうかは重要になります。
――ピッチ状態が良くない時に、スパイクのコンディションが気になったことはありますか?
試合中にポイントの高さくらいまで芝が付いてしまうことがあって、よく手で払いながらプレーしていました。それを気にせずに90分間プレーに集中できるのはうれしいですね。
適応力の高いポリマー樹脂を採用した新型ソール。水・泥・土との親和性を高め、表面を常に滑らかな状態に保つことにより、ソールへの土や泥の付着を防止。ぬかるんだ天然芝のピッチや土のグラウンドでも快適なプレーを可能にする。
By サッカーキング編集部
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