実戦復帰に向けて調整を進める三笘薫
AFCアジアカップカタール2023で決勝トーナメント進出を決めた日本代表。現地時間26日のトレーニング終了後、FW三笘薫(ブライトン/イングランド)が報道陣の取材に応じ、グループステージでの戦いや自身のコンディションについて言及した。
グループステージでは第2戦でイラク代表に敗れるなど苦戦を強いられた日本代表だが、終わってみれば2勝1敗の2位で決勝トーナメント進出。31日に行われる決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)では韓国代表らと同居したグループEを首位で突破したバーレーン代表と対戦する。
3大会ぶり5度目の優勝に向けて26日からは練習を再開。負傷の影響でグループステージの3戦全てを欠場した三笘もフルメニューを消化した。実戦復帰に向けた歩みを進めている26歳は自身のコンディションについて「順調かなと思います」とコメントしつつ、「決勝トーナメントは1発勝負ですし、負けたら終わりなので、自分も出る気持ちでいますし、心も体も整ってきていると思います」と意気込みを示した。
続けてスタンドから見守ったグループステージの3試合については「3試合目(インドネシア戦)のようなプレーができれば押し込んだ時にカウンターも受けないと思いますし、1、2試合目(ベトナム戦とイラク戦)は自分たちのやるべきことをやれていなかったと上から見てて思いました」と分析。「チームとして改善できていると思います」とした上で、ピッチ内で自身が担うべき役割について次のように語った。
「求められていることはサイドでの打開と得点、アシストだと思います。ボールを持った時に違いを見せられれば良いですけど、全員のコンディションや戦い方も変わってくる中でそこにアジャストしなければならないと思います」
「1対1や1対2でも仕掛ける姿勢を見せることでチームとしても行かないとという気持ちになると思いますし、数的不利でもマークがズレればビルドアップやカバーのところも助かると思うのでそういった役割があると思います」
次なる相手はバーレーン。三笘は「強いと思いますし、しっかり分析して戦えればと思います」と前置きしつつ「まずは守備かなと思いますけど、先制点が鍵になるので、自分たちのバランスを見つつ攻撃で行ける時に行ければなと思います」と攻撃の活性化を誓った。
ベスト8進出を懸けたバーレーン戦は日本時間の1月31日20時30分にキックオフ予定。試合の模様は『DAZN』でライブ配信される。
By サッカーキング編集部
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