柴崎岳が“古巣”鹿島アントラーズ復帰で合意！ [写真]=Getty Images
鹿島アントラーズは9月1日、日本代表MF柴崎岳の加入について、同選手と基本合意に達したことを発表した。正式契約後のチーム合流は9月4日（月）を予定しているという。なお、背番号は「20」に決定した。
1992年5月28日生まれで現在31歳の柴崎は、全国屈指のサッカー名門校として知られる青森山田高校で活躍すると、2011年2月に鹿島アントラーズに入団しプロキャリアをスタートさせた。徐々に出場機会を増やしていくと、2年目の2012シーズンにはチームのヤマザキナビスコカップ（現：YBCルヴァンカップ）連覇に貢献し、最優秀選手賞を受賞。また、J1リーグでも31試合に出場し、同年のベストヤングプレーヤー賞に輝いた。
その後は中盤の主軸に定着し、2014年のJ1リーグベストイレブンに選出されるなど活躍を続け、2016年には背番号を「10」に変更。同年冬に開催されたFIFAクラブワールドカップ2016では、決勝のレアル・マドリード戦で2ゴールを決めるなど、チームの準優勝に大きく貢献した。鹿島でのこれまでの通算成績は、公式戦通算233試合出場26ゴール44アシスト。1度のJ1リーグ優勝を含む合計5つのタイトルを獲得している。
2017年1月からはテネリフェやヘタフェ、デポルティーボ・ラ・コルーニャなどスペインのクラブでプレー。2020年夏からはレガネスに所属し、3シーズンで公式戦通算99試合5ゴール5アシストという成績を残したものの、今夏に契約が満了となり退団。以降はフリーの状態が続いていた。また、日本代表としてはここまで国際Aマッチ通算60試合に出場し、3ゴール7アシストを記録。FIFAワールドカップのメンバーにも3度選出されている。
7シーズンぶりに鹿島に復帰することとなった柴崎は、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「もう一度、鹿島アントラーズのユニフォームを着てプレーできることを嬉しく思います。日本でプレーする時はまたアントラーズで、と思っていました。実現するために協力していただいた関係者の皆さんに感謝したいです。そして、アントラーズがタイトルを獲得できるよう、自分のベストを尽くします。カシマスタジアムで会いましょう」
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By サッカーキング編集部
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