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チェルシーに痛恨の2連敗…ミラン指揮官は判定に不満「試合を変えてしまった」

2022.10.12

ミランを率いるピオリ監督 [写真]=Getty Images

 ミランを率いるステファノ・ピオリ監督が、チェルシー戦を振り返った。11日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第4節が11日に行われ、ミランはホームでチェルシーと対戦。18分にフィカヨ・トモリがメイソン・マウントを倒したことでチェルシーにPKを献上すると、このプレーでトモリが一発退場となり、PKから先制点も許した。その後、34分にも追加点を奪われると、数的不利も影響し最後まで得点を奪うことはできず、0-2で試合終了。ミランは0-3で敗れた第3節に続いてチェルシーには2連敗を喫した。

 この試合は大荒れの展開ではなく、両チーム合わせてファウル数は30回しかなかったものの、主審は合計9枚のイエローカードと1枚のレッドカードを提示した。試合後、ピオリ監督はイタリアメディア『メディアセット』で「試合は始まったばかりで、私たちはうまくやっていると思っていた。レッドカードとPKが試合を変えてしまった」と判定への不満を口にした。

「リプレーを見る必要はない。あの出来事を判定するのは簡単すぎる。試合後には私の思っていることを審判たちに伝えた。私の英語は流暢ではないが、彼は私の大まかな考えを理解したと思うよ」

 第4節終了時点で1勝1分け2敗で勝ち点「4」となったミラン。それでも、グループE首位に浮上したチェルシーとは「3」差、2位のザルツブルクとは「2」差とグループステージ突破の可能性は残されている。ピオリ監督は「残念な結果となったが、運命は私たちの手に委ねられている」と残り2試合への意気込みを語った。

「ヨーロッパでの戦いを維持したいのであれば、次の2試合に勝たなければならず、その可能性は十分にある。今はセリエAのことを考えなければならず、監督が交代したチームとの難しい試合だ。私たちはエネルギーを取り戻す必要がある」

「予選突破の可能性は絶対に信じなければならない。ザグレブでは自分たちのサッカーをしなければならないし、その後にザルツブルクをここサン・シーロで迎えることになる。今夜観客にいいパフォーマンスを披露する機会が与えられなかったのは残念だ。一つの出来事に大きな代償を払うことになってしまった」

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By サッカーキング編集部

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