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インテル戦は終了間際に“疑惑の判定”…バルサを率いるシャビ監督「憤り以外の言葉はない」

2022.10.05

バルセロナは“疑惑の判定”に泣かされる場面も… [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループC第3節のインテル戦終了後にコメントを発した。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が同日付で伝えている。

 試合は前半にトルコ代表MFハカン・チャルハノールがミドルシュートを沈めて、インテルが先手を取る。後半にバルセロナはスペイン代表MFペドリが同点ゴールを挙げたものの、同FWアンス・ファティのハンドが確認されて得点は認められず。その後もバルセロナは猛攻を続けると、後半アディショナルタイムにはインテルのペナルティエリア内で、ボールがオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの手に当たったように見えるシーンがあったものの、PKは与えられない。試合はこのまま終了し、バルセロナは敵地で痛い黒星を喫することとなった。

 試合後、シャビ監督は「自分たちが遭遇した状況に憤慨しているし、頭に来ている。憤り以外の言葉はない。不公平だ」とコメント。結果的に判定に2度泣かされる形になったことに触れ、怒りを露わにしている。

「全くもって理解不能だ。レフェリーは口を開かなければならない。このスポーツにおいて非常に重要な人物なのだから。もっと人間らしくなる必要がある。自分が決めたわけでもないことに口を出すべきではない。それはわかっている。だが、私にとってあのプレーは明らかにハンドだった」

「アンスのハンドが認められたなら、もう1つのプレーだって明らかにハンドだ。なのに、正統なプレーとジャッジされた。理解に苦しむよ」

 シャビ監督は判定に苦言を呈したものの、特に前半、チームが上手く機能しなかったことは認めている。「CLで要求されるレベルのリズムを欠いていた。前半はベストな状態ではなく、特にフィニッシュの質が不足していた。チーム内でも話したように、もっと外からシュートを打てば良かった」と反省点を述べ、悔しさを滲ませている。

「少なくとも引き分けにすべき試合だったから、残念だ。この2つの敗戦は重くのしかかる。この大会ではもっともっと自分たちに要求しなければならない。後半に見せた試合に勝ちたいという気持ちを90分間維持して、プレーする必要があるんだ」

 次節は12日に行われ、バルセロナは本拠地でインテルを迎え撃つ。“リターンマッチ”を含む残りのCL3試合に向けて、シャビ監督は「決勝戦はまだ3試合残っている。今日の敗戦は痛く、グループ突破を目指す我々の状況は複雑になった。けれども、ホームで重要な2試合が残っている。力強く、そして良いペースを保って試合に臨まなければならない」と意気込んだ。

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By サッカーキング編集部

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