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好プレーを続ける清武と乾…岡崎と酒井高には試練の結果/現地採点まとめ

2012.09.05

 多くの日本人選手が参戦しているブンデスリーガ。2部の昇格候補、ボーフムに所属する田坂祐介も含め、多数のプレーヤーが活躍の場を求めてドイツへと渡り、今や日本人選手がプレーしない週末はないほどだ。

 

 ブンデスリーガ第2節に出場した選手たちのプレーを、現地メディアはどのように評価したのか。採点と寸評を、振り返ってみよう。

 

※採点で特に記載がないものは最高点1、最低点6

 

【内田篤人/シャルケ】守備面に課題

 

『Westdeutsche Allgemeine Zeitung(ヴェストドイチェ・アルゲマイネ・ツァイツング)』

採点:4

 

「守備面で不安定。21分にはJa-Cheol Kooとの競走に負け(※走る競争で負けたという意味です)、25分には自陣ペナルティーエリアで不要なフリーキックを与え、56分にはひどいパスミスでアウグスブルクにカウンターのチャンスを許してしまう。79分にアウグスブルクがゴールを決めた場面では立っているだけだった」

 

「ファルファンとのコンビネーションが合い始めたのは、試合が決まってしまってから―つまり2-0になった後―だった」

 

『Revier Sport Online(レヴィーア・シュポルト)』

 採点:3

 

「前半、ヴェルナーにクロスを上げさせた場面は不注意だった。それ以外では、この小さな日本人選手はしっかり気をつけていた」

 

【乾貴士/フランクフルト】開幕戦に続き合格点を得る

 

[写真]=千葉格

 

『Frankfurter Rundschau(フランクフルター・ルントシャウ)』
採点:Ganz okay(十分合格)
※数字採点ではなく、GanzOkay=十分合格/及第点、Gutdabei=健闘、という表現採点

 

「試合での動きがいいこの日本人選手は、優れたミットフィルダーが必要とするものをほぼ全て持っている。全てのパスが通るわけではないが、見る目がある。シュートに関しては上達の可能性を持っている。1-0のゴールをアシスト」

 

【酒井高徳/シュトゥットガルト】バイエルンに大敗し……

 

[写真]=原田亮太

 

『Stuttgarter Zeitung(シュッツットガルター・ツァイトゥング)』
採点:5.5

 

「フランク・リベリーに大苦戦。集中力を欠き、試合に入っていけていないようだった。重大なパスミスをする」

 

『Stuttgarter Nachrichten(シュツットガルター・ナーハリヒテン)』
採点:4(最高1、最低4)

 

「調子が良くなかった」

 

【岡崎慎司/シュトゥットガルト】自身のミスから失点を招く

 

[写真]=原田亮太

 

『Stuttgarter Zeitung(シュッツットガルター・ツァイトゥング)』
採点:5.5

 

「ボールロストにより、バイエルンの2点目を招いてしまう。アクセントをつけられず。あまりにも荷が重すぎたように見受けられ、試合の中で隠れてしまっていた」

 

『Stuttgarter Nachrichten(シュツットガルター・ナーハリヒテン)』
採点:4(最高1、最低4)

 

「調子が良くなかった」

 

【清武弘嗣/ニュルンベルク】天性のボール扱い

 

[写真]=原田亮太

 

『Sportal.de(シュポータル)』

採点:3

 

「パスを出す度に驚きの瞬間を与えてくれる。ボールの扱いに天性のものがある。ペクハルトやマクへの縦パスは非常に良かった。セットプレーも心得たもので、先制点の場面ではペクハルトに完璧なボールを上げた」

 

【宇佐美貴史/ホッフェンハイム】時おり攻撃を活性化させようと試みたが…

 

 

[写真]=千葉格

 

『Sportal.de(シュポータル』
採点:4.5

 

「機能していないチームに投入され、自らもチームメイトのレベルに合わせてしまった。時おり攻撃を活性化させようと試みてはいたが、出だしで失敗に終わることがほとんどだった」

 

※酒井宏樹(ハノーファー)、長谷部誠(ヴォルフスブルク)、細貝萌(レヴァークーゼン)は出場せず

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