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日本代表を史上最強と称される高みにまで導いた指揮官の栄光と挫折

2011.11.17

ワールドサッカーキング 12.01.17(No.197) 掲載]
ザッケローニ

[写真]=安田健示

 第11節現在、セリエAの首位争いはウディネーゼからラツィオ、ミラン、ユヴェントスまでが2ポイント差にひしめく激戦となっています(暫定)。

 この4チームの共通点を問われたら……日本のサッカーファンにとっては、「ザッケローニが指揮したクラブ」という答えが“正解”でしょう。

 3-4-3とともにリーグを席巻、気鋭の監督として頭角を現したウディネーゼ時代(95.98年)、戴冠とともに名将の仲間入りを果たしたミラン時代(98~01年)は、ザックにとっても美しい記憶となっているはずです。

 一転、ダービーの大敗で戦犯のそしりを受けたラツィオ時代(01~02年)、インテル、トリノでの名誉挽回を期しながら最短3カ月半でベンチを去ったユヴェントス時代(2010年)は、屈辱の歴史に他なりません。

 現在、日本代表を史上最強と称される高みにまで導いている指揮官が、栄光と挫折の中でいかにその手腕を形作ってきたのか。彼の過去を紐解くと、頂点を極めた後、むしろ失敗の中から今に至る監督像を形成したようで、大変興味深く感じました。 興味のある方は、今月発刊の『ザック革命』(フロムワン:1,500円+税)をご一読ください(最後宣伝でした!)。

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/files/topics/13955_ext_01_0.jpg アルベルト・ザッケローニ「ザック革命」
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