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バルセロナ留学生便り 第37回「バルセロナでの収穫と今後のキャリアプラン」

2015.07.07

文●アルビレックス新潟バルセロナ:三澤天佑人


お世話になった人たちへのチーム感謝会

 僕がこの10ヶ月間で得たもの。それは新しい仲間、語学力。そして1番に今の自分を成長させた経験である。


リーグ戦最終節

 歳上の方と過ごす時間が多く、歳上の方たちの立ち振る舞いなどを見て学び、バルセロナでの1年間のリーグ戦を通しサッカーをより深く学び、練習や試合がない日に観光をして文化や歴史に触れ感性を磨いてきた。その結果、1年前までの自分には無かったモノの見方や考え方が身につき、躊躇いがちだった事にも今では躊躇うことが無くなった。


ヨーロッパ最西端

 試合には少ししか出られなくて心が折れそうな時もあったし挫けそうにもなった。だが、試合に出られない自分が”チームのために何ができるか”と考えたときに試合に出ている人のために道具や水分の準備など今までは”当たり前”だと感じていた事が、凄く大事であったということに気付く事が出来た。この時に感謝の気持ちの大切さに気づき、周りの人たちのおかげで今の自分があるのだと感じた。


イビサ島の風景

 自分よりも知識も経験値も多い人たちとの時間はまだまだ未熟な自分にとってかけがえのない大切な時間であった。


ミラノの大聖堂

 この留学が終わった後は高専に復学をし、1年半後大学に編入するつもりである。大学に行きたいのは専門の知識量を増やすのが今の目的であり、自分の将来図を細かく描きながらそのための準備期間として帰国後は精一杯自分の出来ることをしていきたい。またアルビレックス新潟バルセロナの目的である「世界基準の、サッカー人」となるためスペイン語の継続とさらに英語を学んでいきたい。

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