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バルセロナ留学生便り 第22回「Necesito cosas para ensenar el futbol.」

2015.03.06

バルセロナvsエスパニョールのJuvenilの一戦直前。高校生年代の試合にもかかわらずたくさんの人々が訪れています

文●アルビレックス新潟バルセロナ2期生:八尾祥生

 Hola!

 題名の意味は、「サッカーを教えるために必要な事」という意味です。以前にもこちらの記事で書かせていただいたように、私、八尾祥生はサッカーの指導者を目指しています。それは海外のバラエティ豊かでレベルの高いサッカー見て刺激を受け、勉強したいと思ったのが理由です。今回は色々な試合を見る中で気付いたこと、自分がコーチになる上で必要なことについて掘り下げて書きたいと思います。


エスパニョールの練習場の門の前にあるDani Jarque選手の像

 スペインでは、既にリーグ制度が完成されており、毎週末スペイン各地では数え切れない程のサッカーの試合が行われています。バルセロナ市内には、地下鉄が通っており気軽に地下鉄に乗って近くのCampo(グラウンド)まで行くことが出来ます。


エスパニョールのホームスタジアムのCornella El Prat.たくさんの人々が応援に駆けつけます

 私も週末になるとたくさんの試合を見に行きますが、その中でも良く見るカテゴリーは、Juvenil(高校生年代)とFemenino(女子)とFutbol sala(フットサル)です。なぜこの三つかというと、JuvenilとFemeninoは質の高い選手達や指導者を間近で見ることができるからです。Futbol salaを見に行く際は相手の守備陣をどう崩すか? という点に重点を置いて見ています。


スペインでも歴史あるクラブEuropaのJuvenilの一戦。激しい戦いを繰り広げていました

 例えば、3対2の場面があったとします。1人がポストプレイの役割をして、そこからワンツー・パスして相手を抜く場面がありました。このようにサッカーとフットサルは人数やコートに違いはありますが、戦術において非常によく似たコンセプトを持っているように感じたからです。


子供たちは、日頃からコーチのたくさんの要求に応えながら真剣に練習に取り組んでいる/span>

 試合を見終わった後は、その試合の良かった所を自分なりに整理しポイントとして書いています。このようにしてどんどん知識として吸収していって自分のものにしようとしています。そしてこのバルセロナで経験したことを日本に持ち帰った時に自分の体験したことをたくさんの人々に伝えていきたいと思います。

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