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柏レイソル復帰の大津「フィジカルで戦えない選手は海外ではやっていけない」

2015.02.17

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[写真]=兼子愼一郎

 昨年末、柏レイソルに復帰したFW大津祐樹が都内で開催されたナイキ主催の合同自主トレーニングに参加。ヘルタ・ベルリン所属のFW原口元気、鹿島アントラーズ所属のDF昌子源とともに、トレーニングを行った。インテルの長友佑都選手のパーソナルトレーナーである木場克己氏を迎え、「世界で戦うための体作り」をテーマにトレーニング実施。トレーニング終了後、大津選手がオフ期間のトレーニングについて語った。

——オフの自主トレはいつ頃から行っていますか?

大津祐樹 だいたいチーム始動の2週間前からですね。僕の場合はオフの間に少しずつ動く時間を設けているので、徐々にペースを上げていきます。主にボールを使ったトレーニングや筋トレで体を鍛えていますね。

——体幹トレーニングはいつ頃から採り入れたのですか?

大津祐樹 プロに入った直後です。チームで体幹トレーニングのメニューが組まれていました。

——合同自主トレーニングという形で他の選手と取り組んでみていかがでしたか?

大津祐樹 このような機会は選手にとってすごく良いことだと思うし、まだまだ選手として勉強できるところがあると気付かされました。

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——今日行われたトレーニングの中で、特に印象に残ったメニューはありますか?

大津祐樹 今日のメニューは初歩的な体幹トレーニングだと思います。ただ基本的なメニューでもしっかりと意識を持って取り組むことが重要だと木場さんに教えていただきました。例えばバランス系のメニューではがむしゃらに行うのではなく、しっかりと体の向きを意識するように、体と対話しながら行うことが大切だと感じました。

——日本人選手と海外選手のフィジカルの違いはどういったところで感じましたか?

大津祐樹 海外の選手は日本人選手よりも、体が二回りくらい大きいです。そこに関してはどうしようもできないですよね(苦笑)。それでも体幹がしっかりしていれば大きい相手に当たられてもブレない。そういったことから体幹トレーニングは大事だと感じています。海外のチームは練習で体幹トレーニングをあまり行わないので、練習の前後に個人的に採り入れていました。フィジカルで戦えない選手は海外ではやっていけないですから。

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——海外から帰ってきて、成長した姿をどう表現していきたいですか?

大津祐樹 3年半の間、海外でプレーして日本では得ることができない経験ができました。体の強さであったり、球際、メンタル面も含めて、海外でしか学べなかったことを日本で表現していきたいです。

——来シーズンに向けての意気込みをお願いします。

大津祐樹 チームがいい形でタイトルが取れるように、そして自分もしっかり活躍してチームの力になれるように頑張りたいと思います。

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