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【ブンデスリーガ第12節】日本代表で活躍した内田篤人のシャルケは2位ヴォルフスブルクを迎え撃つ

2014.11.21

of XXX during the international friendly match between Japan and Honduras at Toyota Stadium on November 14, 2014 in Toyota, Japan.

Japan v Honduras - International Friendly
Photo by Masterpress/Getty Images

『国際Aマッチデー』のため、1週間お休みとなったブンデスリーガが今週末から再開される。この期間中に欧州では『UEFA EURO2016』の予選第4節が行われ、日本代表はホンジュラス、オーストラリアと親善試合を戦った。

 日本代表にとっては、1月にオーストラリアで開催されるアジアカップに向けて最後の2連戦となったが、最も存在感を見せたのは内田篤人(シャルケ)だろう。6月のFIFAワールドカップ ブラジル大会後、日本代表からの引退も示唆していた内田だが、アギーレ監督の希望もあり代表に復帰した。

 14日のホンジュラス戦ではワールドカップ以来の出場となったが、右サイドバックとして攻守に活躍。この日、3トップの右FWで先発し、1得点2アシストと活躍した本田圭佑とのコンビは、これまで停滞していた日本代表の攻撃を活性化させた。守備面で本田の負担を減らし、攻撃に専念させたことが日本の大量6得点に繋がったと言えるだろう。

 また、攻撃参加でもタイミングの良い飛び出しを何度か見せたが、本田からボールは回ってこず、本田も「(内田が)3回くらい走ってくれた。まあ、使わなかったですよね。何か後でフォローしておきます」と、インタビューで苦笑いしていた。続くオーストラリア戦では古傷の右膝に不安があったため、欠場となったが1試合で十分な存在感を示した。

 その内田が所属するシャルケは今週末、ヴォルフスブルクと対戦する。前節のシャルケは16位のフライブルグと対戦だったが、攻撃陣にチャンスらしいチャンスがなく無得点。守備も安定せずに0-2と不安の残る敗戦となった。

 一方のヴォルフスブルクは6連勝と絶好調。ベルギー代表のデブルイネを中心とした攻撃陣は好調を維持している。デブルイネは『SOCCER STATS SUPPORTED BY ソニー損保』で確認すると、ここまでシュート数『35』でブンデスリーガの5位。アシストは『9』でダントツの1位となっている。シャルケのディフェンスが、デブルイネをどう止めるかがこの試合のカギとなるだろう。

 もう1試合の放送はケルン対ヘルタ・ベルリン。ケルンには大迫勇也、長澤和輝、ヘルタ・ベルリンには細貝萌、原口元気と4人の日本人選手が所属している。11月の日本代表には招集されなかった大迫、細貝だが、アジアカップでのメンバー選出に向けてアギーレ監督にアピールしたいところ。出場機会の増えてきた原口はレギュラー定着を、長澤は出場機会増やしたい。

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