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ガッタスと南葛シューターズが直接対決…JOYも本気参戦/第7回 SURUGA bank CUP フットサルフェスタ

2014.10.17


写真●瀬藤尚美 文●高尾太恵子

 10月12日、スルガ銀行が特別協賛する「第7回 SURUGA bank CUP フットサルフェスタ」が、スルガ銀行フットサルパーク(静岡県沼津市)で行われた。台風19号の影響が心配されたが、天気にも恵まれて会場では熱戦が繰り広げられた。

 7回目を数える今大会は、チーム全員が同一企業(グループ会社含む)で参加することが条件の「企業対抗大会」と、チーム全員が社会人女性であることが条件の「レディース大会」を開催。抽選で選ばれた8チームに加え、「企業対抗大会」には、タレントのJOYさん率いる「FC鬼の群れZ」が、「レディース大会」には3年連続出場の「Gatas Brilhantes H.P.」と、『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一先生が監督を務める「南葛シューターズ」が参戦し、大会を盛り上げた。

 試合は、6分ハーフの総当たり戦。「手強いチームもいて、ガチンコな戦いに火がつく」と、JOYさんが語るように、各コートで気迫に満ちた試合が展開される。優勝の行方を左右する「ファーラウェイ・パープル」との全勝対決を迎えたFC鬼の群れZは、先制を許しながらも逆転から一気にリードを広げる。JOYさんの「マジで勝ちたい」という本気モードに押されるファーラウェイ・パープルは、終了間際に1点差まで詰め寄るも時間切れ。接戦を3-2で制したFC鬼の群れZが全勝で優勝を飾り、1敗で踏み止まったファーラウェイ・パープルは準優勝に輝いた。

「レディース大会」でも、女性同士の白熱した戦いが行われる。そんな中、2勝1分けのGatasと、3勝の南葛が優勝を懸けて最終戦に臨んだ。優勝経験を持つ両チームのプライドがぶつかり合う一戦は、前半にGatasが先制する。猛攻を浴びる南葛は最後まで得点を奪えず、試合は1-0で終了。Gatasが2大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 Gatasのキャプテンを務める吉澤ひとみさんが「南葛は何度も対戦しているライバルチーム。優勝できて本当に良かったです」と笑顔で語ると、南葛を指揮する高橋先生は「素直に悔しいです。最後の試合だけ普段通りのゲームができなかった」と、悔しさを滲ませながらリベンジを誓った。

 全試合終了後は、JOYさんの提案で「レディース大会」に出場した各チームから選抜された9名と、FC鬼の群れZとのエキシビションマッチが実現。表彰式では、大会を最も楽しんだ選手・サポーターに『エンジョイ賞』として豪華賞品が贈呈された。高橋先生が「僕も狙っていたので残念です」と笑いを誘う場面もあり、参加者の笑顔とともに大会は幕を閉じた。

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