[サッカーゲームキングVol.27 2014年5月号掲載]
アレマニア・アーヘンでトップチームデビュー後、2009年からシャルケに所属。ボーフムやマインツへのレンタル移籍を経て、シャルケでは内田篤人ともプレーしたホルトビー。ドイツ代表デビューを果たし、父親のルーツであるイングランドでプレーする夢を2013年1月のトッテナム移籍で叶えるが、プレミアリーグへの順応に苦しんでしまう。1年間のプレーで定位置を確保できず、2014年1月からはフルアムへレンタル移籍。そこでもチームは2部降格の憂き目にあうと、今シーズンからは心機一転、ハンブルガーSVへのレンタル移籍が決まり、母国への復帰を果たしたホルトビーに、テレビゲームやWCCFの自身のカードについて聞いた。
―――オフの日は何をしている？ プレイステーションで遊んだりするのかな？
ホルトビー もちろん。僕はプレステとともに育ったようなものさ。暇な時や遠征の長旅には欠かせないアイテムだね。
―――お気に入りのゲームは？
ホルトビー 何でも好きだよ（笑）。だけど、お気に入りはやっぱり『FIFA』のシリーズかな。マインツ時代はアンドレ・シュールレ（現チェルシー）とよく対戦していた。フルアム（※）でも早くプレステ仲間を作りたいね。ただ、今はプレステより、とにかくチームの残留が最優先だ。マガト監督は選手がプレステで遊ぶのを良く思ってないし（笑）。
※編集部注：インタビュー時はフルアム所属
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―――じゃあ、ゲームの中で最強のチームを作るとして、控えの5人を含む君のベストイレブンを選んでくれるかな。引退した選手を入れても構わないよ。
ホルトビー オーケー。GKはマヌエル・ノイアーで、DFはフィリップ・ラーム、ジョン・テリー、リオ・ファーディナンド、ロベルト・カルロスの4バック。中盤の中央はサミ・ケディラとアンドレス・イニエスタ。1トップにウェイン・ルーニーを置いて、トップ下に入るのはライアン・ギグス。そして左サイドにクリスティアーノ・ロナウド、右サイドにリオネル・メッシを置けば完璧だね。ベンチにはマッツ・フンメルス、ユリアン・ドラクスラー、マリオ・ゲッツェ、トニ・クロースかな。
―――君は入らない？
ホルトビー さすがにこの中には入れる気はしないよ（笑）。
―――でも、あと1人だけ選べるけど。
ホルトビー じゃあ、僕も控えに入れてもらおう。たぶん、出番はないと思うけどね（笑）。
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［オフェンス／16］その程度か……。ということは、もっとゴールを決めろってことだね。確かに、イングランドではあまりゴールを決めていない。FKには自信があるけど、ゴール前ではもっと落ち着きを身につけたいね。
［ディフェンス／8］これは仕方ないかな。ポジションを考えれば守備の役割はさほど重要でもない。だけど、一対一の競り合いは大事だね。これに負けていては話にならない。この点は、イングランドで成長しているんじゃないか、と思ってるんだけど。
［テクニック／16］まずまずってところ？ 満点じゃないのか……まあ、世の中にはメッシやC・ロナウドみたいなプレーヤーもいるからね。だけどテクニックには自信があるから、少なくとも18点は欲しいところだよ。
［パワー／13］パワー不足ってことか。だけど、フルアムにマガトが来たからね（笑）。今は徹底的に鍛えているよ。実際にコンディションが良くなっているし、今後、この数字がアップすることは間違いないね。
［スピード／15］悪くないね。この数字なら文句なしだ。
［スタミナ／16］これは結構いい数字だよね。納得さ。