選手・スタッフ総出で除雪作業(2月9日)
FC東京は9日、午前、午後の2部トレーニングを実施した。前日8日からの降雪の影響で、小平グラウンドには約30センチの雪が積もった。スタッフらが早朝から除雪作業に追われたが狭い範囲しかピッチが使用できず、午前トレーニング後にはフィッカデンティ監督の指示で選手も除雪作業に加わった。
ルーキーのMF平岡は「(高校時代を過ごした)岡山ではこんなに雪が降らないので、楽しかったです」と笑顔だった。
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徳永「監督の言うことを信じてやる」(2月10日)
DF徳永が10日の練習後、リーグ初制覇に向け、固い信頼とブレない姿勢をあらためて鮮明にした。
フィッカデンティ監督が志向する基本戦術の特徴に関して、徳永は「まずは守備。トレーニングも守備から始まるし、戦術練習も守備から(始まる)」と指摘。その上で、「(試合)内容うんぬんより五分の試合で勝ち点を奪う、良い試合ではなくても勝ち点を取るところが僕らには足りない。そういうところを大事にする監督なのかなと思う」と語った。
監督、スタッフ、チームメートらと頻繁にコミュニケーションを取っており、「監督の言うことを僕らは信じてやる。監督も僕らのことを信じている。そういう関係の中で、僕は良い結果が出ると思っている」と話した。
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名カメラマン(?)羽生「常に成長したい」(2月11日)
FC東京は11日、東京都府中市の東京競馬場でサポーター感謝イベントを開催した。
選手が撮影した写真の公開オークションが開かれ、平山は横浜・みなとみらいの夜景を「3時間も粘って撮った」という力作を出品。「観覧車がレインボーに輝いてます。ウフウフッ。わぁー、きれい(笑)」と自慢げに紹介して、サポーターの購買意欲を必死に高めた。その効果もあって5000円で落札されると、なんとも満足そうだった。
羽生はクラブハウス内のホワイトボードに記されたイタリア語「ミリオラーレ(成長、向上するの意)」という文字を撮影した写真を出品。「30歳を過ぎて『成長したい』と言うと恥ずかしいけど、僕は常に成長したい」と出品した理由を力説すると、平山の倍額となる1万円で落札され、胸を張っていた。
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平岡、ソチ五輪銅メダルの平岡から刺激(2月12日)
ルーキーMF平岡が、ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得した平岡卓に刺激を受けた。
同じ奈良県出身で同じ年。同じ名字で、「卓(たく)と、(翼)たすく。名前もそっくり」と驚きながら、「本当にスゴイですよね」と感心しきり。12日からスタートした宮崎県都城市での2次キャンプでは、平岡自身のサバイバル戦も本格開戦しただけに、「監督にインパクトを与えないとメンバーに入れない。この1週間は自分自身をアピールする時期だと思っている」とやる気に燃えていた。
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ルーカス氏、成功の秘訣伝授(2月13日)
昨季限りで引退したルーカスさん(35)が13日、チームとともにキャンプ地の都城入りした。
ブラジル人新助っ人のFWエドゥー、DFマテウスに付き添い、日本で成功する秘訣(ひけつ)を直接伝えるのが狙い。約1カ月にわたってチームに帯同する予定で、ルーカスさんは「日本のサッカーのこと、FC東京のこと、自分の経験を2人にすべて伝えたい」と〝講師役〟にやる気満々だった。
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ナオ、競争歓迎のゴール(2月14日)
春季2次キャンプ3日目を迎えた14日、FC東京は宮崎県都城市の高城運動公園で全日本大学選抜との練習試合(30分×4本)に臨み、3-1で勝利した。
2-0で迎えた3本目の29分、MF石川、河野のパス交換から、右サイドのDF松田がタッチライン際を駆け上がって折り返し。こぼれ球に反応した石川が豪快に蹴り込んだ。練習試合の1、2本目に主力組が出場。控え組主体のチームでプレーした石川は「チーム内にはっきりとした競争があるので、僕は歓迎します。僕自身はマイペースに追い上げて、チームに勢いを与えられたらなと思う」と冷静だった。
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