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【ブンデスリーガ第10節みどころ】酒井高徳と長谷部誠、清武弘嗣が激突する日本人対決実現へ

2013.10.25

of Nuernberg is challenged by of Braunschweig during the Bundesliga match between Eintracht Braunschweig and 1. FC Nuernberg at Eintracht Stadion on September 15, 2013 in Braunschweig, Germany.

 ブンデスリーガ第10節では、日本人対決が1試合実現する。

 日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトと日本代表MF長谷部誠、MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクが対戦するが、試合を控えた両チームの状態は対照的と言える。

 シュトゥットガルトは開幕3連敗と最悪のスタートを切ったが、トーマス・シュナイダー監督が就任した第4節からは3勝3分けと、見事持ち直しに成功した。前節のハンブルガーSVとのアウェー戦では3度のリードを守り切れずに、3-3のドローに持ち込まれたが、6試合負けていないことでどん底からは抜け出したと言える。

 一方、ニュルンベルクは深刻な状況に陥っている。開幕から未勝利が続き、第8節ではハンブルガーSV相手に0-5の大敗を喫した。ホームでの惨敗を受け、クラブもミヒャエル・ウィージンガー監督を解任。ところが、ショック療法も効果は上がらない。U-23チームのロジャー・プリンツェン監督が暫定的に指揮した前節のフランクフルト戦でも、試合終了間際に何とか追いつき、1-1の引き分けに持ち込むことで精一杯だった。

 チーム状態とは別に、所属する日本人3選手はそれぞれ出場濃厚なため、日本人対決実現の可能性は高い。酒井高徳は、開幕から全試合で先発出場。清武も全試合でピッチに立ち、長谷部もニュルンベルク移籍後は5試合連続でフル出場している。3選手ともに主力として活躍している以上、チームを勝利に導くプレーが求められる。日本人の誇りとともに、チームの浮沈の背負った活躍に期待したい。

 また、勝ち点1差に3チームがひしめく首位争いも必見。勝ち点23で首位のバイエルンはホームで日本代表MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンをホームに迎える。同22で2位のドルトムントは日本代表DF内田篤人を擁するライバルのシャルケと対戦。熱狂度は世界屈指の“ルール・ダービー”に、世界のサッカーファンの視線が集まる。ドルトムントと同勝ち点で3位のレヴァークーゼンは、13位のアウクスブルクとのホーム戦で勝ち点3を狙う。

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