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【セリエA第9節みどころ】 絶好調の首位ローマ、難敵ウディネ相手に開幕9連勝なるか

2013.10.25

GELSENKIRCHEN, GERMANY - DECEMBER 01: Patrick Herrmann of Moenchengladbach (R) challenges Atsuto Uchida of Schalke (L) during the Bundesliga match between FC Schalke 04 and Borussia Moenchengladbach at Veltins-Arena on December 1, 2012 in Gelsenkirchen, Germany. (Photo by Christof Koepsel/Bongarts/Getty Images)

 13シーズンぶりのスクデットに向けて、ローマの勢いが止まらない。前節最大の注目カードだった2位ナポリとの首位決戦では、2-0の快勝でクラブ記録を更新する開幕8連勝を達成。攻撃陣はリーグ最多の22得点、守備陣もリーグ最少の1失点と、抜群の安定感で破竹の快進撃を見せている。

 27日にはウディネーゼとアウェーで対戦。敵地での一戦とはいえ、目下絶好調なだけに死角なしと思いきや、不安材料も見え隠れする。ナポリ戦では、キャプテンで大黒柱のフランチェスコ・トッティと、抜群の突破力を見せていたジェルヴィーニョが負傷交代を余儀なくされた。好調だった2選手がともに欠場となれば、チームへの打撃は必至。ローマにとっては、勢いだけでなく総合力が問われる試練の一戦となりそうだ。

 一方、相手のウディネーゼは本調子に乗れないまま中盤を迎えた。昨シーズンは5位に食い込んだが、今シーズンは既に4敗を喫して10位と燻っている。ただ、ホーム戦に限れば3勝1分けと無敗。エースのアントニオ・ディ・ナターレも3ゴールと健在ということで、地方クラブの雄が首都の強豪相手に一泡吹かせる可能性も十分だ。

 ローマに敗れたナポリは、古豪トリノをホームに迎える。今シーズンの初黒星を喫したが、前節ではチャンスも作っていただけに、状態は悪くはないだろう。ただ、トリノも6ゴールで得点ランク2位のアレッシオ・チェルチを擁するだけに侮れない。首位決戦で敗れたショックを払拭できるかが、勝敗をわける鍵になりそうだ。

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、本拠地でヴェローナと対戦。前節は開始直後にGKサミル・ハンダノヴィッチが退場処分を受けるアクシデントもあり、3-3でトリノと引き分けた。3試合勝利から見放されているだけに、ホームの声援を背に再び上昇気流に乗りたいところ。また、前節のフィオレンティーナ戦での逆転負けで、今シーズンの初黒星を喫したユヴェントスは、ホームにジェノアを迎えて仕切り直しの一戦に臨む。

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